賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

香港:絵本に難癖つけて実刑判決

 

もはや香港は行政長官が自ら表明したように「三権分立」を捨てて、司法・立法・行政の全てが中国共産党の意に沿うような体制と成り果てている。

 

言語治療士の労働組合が出版した子ども向け絵本の中の、オオカミが羊に向かってガス弾を投げるなどの描写がけしからんという理由で実刑判決とは。

 

読売新聞9月10日23時46分配信記事↓

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香港の出版関係者5人に実刑判決、検察「分離主義を宣伝」…オオカミが羊にガス弾投げる絵本で

(https://www.yomiuri.co.jp/world/20220910-OYT1T50257/ )

【広州=吉岡みゆき】香港紙・明報(電子版)によると、香港の裁判所は10日、子ども向け絵本の出版関係者5人に刑事犯罪条例違反(扇動刊行物発表)の罪でそれぞれ禁錮1年7月の実刑判決を言い渡した。表現の自由の抑圧との指摘が出ている。(以下略)

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現地報道によれば裁判官はこう言ってのけた由。

「国家の安全を保障するために言論の自由に制限をかけることは必要」

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もう、本音を隠す気も無いらしい。

 

この香港政府・司法(=中国共産党)と手を組んで仲良くやってゆきましょう…という姿勢なのが林外相ら親中派自民党議員は勿論のこと、先日の松野官房長官記者会見に代表される岸田政権のスタンス。そして玉城デニー沖縄県知事然り、立憲や共産、一部維新らもまた然り。

 

ならば中国同様に、

「カルト防止のため信教の自由に制限をかけることは必要」

→ 憲法改正

 

何故そうしないのか不思議である。

 

安倍氏国葬反対の理由で「法的根拠」云々と言っているが、では旧統一教会との関係を問題視する、その「法的根拠」については皆だんまりではないか。

 

所詮、統一教会騒動も安倍氏国葬反対騒動も、それらの真の狙いは日本国民の「分断」にある。香港は強権を以て社会を分断、日本は反日人士とマスコミを使嗾しての「分断」。狙う側にとっては、これはチョロいものだろう。

 

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