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航自入間基地でC-2操縦室に!

 

先週6日は東京都狛江市防衛協会が企画した「航空自衛隊入間基地視察研修」に参加した。

 

入間基地の隊員数は約4,200名、航空自衛隊の各基地の中でも最大の人員と部隊数を擁する最大規模の基地である。そして南東北から近畿に至る空域の防衛を担当している「中部航空方面隊」の司令部が置かれている。

 

また基地司令は方面隊隷下の「中部航空警戒管制団」司令が兼任しており、現司令は今年3月より小野打泰子空将補である。それまでの歴代基地司令は1等空佐だったので、初の空将補かつ女性将官の赴任である。しかも小野打空将補は防大出ではなく青山学院大学から幹部候補生となり将官にまで昇任したという逸材である。

 

ちなみにこの入間基地、実は埼玉県入間市狭山市とにまたがっており、所在地は埼玉県入間市ではなく「埼玉県狭山市稲荷山2丁目3番地」となっている。「狭山基地」でもよさそうなものだが1958年の基地発足以来「入間基地」で、長年この名称で親しまれてきたので今更変える訳にもいかないのだろう。

 

それはともかく視察当日は生憎の雨模様ではあったが、午前は基地内の歴史資料館「修武台記念館」にて基地概要のレクチャーと戦前から現在までの歴史資料展示を参観した。

 

元々は旧陸軍の航空士官学校だったこともあり、貴重な歴史的資料と判りやすい展示が印象に残った。特に旧海軍の特攻ロケット「桜花11型」の実物展示は貴重なものである。

 

午後は地対空ミサイル「Patriot」(PAC-3)で首都圏の防空を担当する「第1高射群第4高射隊」のミサイル配置転換訓練、および基地滑走路や施設の修繕と各種土木工事を担当している「中部航空施設隊」の破壊された滑走路修復訓練という滅多に見学できない訓練状況を視察することが出来た。

 

そして最後は航空輸送を主任務とする「第2輸送航空隊」の大型輸送機C-2を見学した。

 

C-2はC-1輸送機の後継機で川崎重工業が製造している戦後最大の国産輸送機である。先日のウクライナ支援物資輸送でポーランドに派遣された他、昨年にはアフガニスタンへ邦人救援のため派遣されていたので、ご存じの方も多いと思う。

 

このC-2見学では 

                。

 

航空自衛隊といえば「ブルーインパルス」や戦闘機がすぐにイメージされるが、それを支えている各部隊と隊員たちの姿を見学できたのは幸いであった。

 

(11月1日追記)

読者の皆様、当ブログは関係官庁の要請により検閲を行ない、私が撮影した当初掲載写真はすべて黒塗りとし文章も一部を黒塗りとしました。皆様、諸事情お察し頂きたく。

また防衛省様にはご迷惑をおかけし恐懼の至りです。

 

ちなみに入間基地やC2輸送機についてはインターネットで「入間基地」とか「C2輸送機」で画像検索して頂ければ無数に出てきますので、そちらをご参照の程を。

 

それから毎度思うのですが、自衛隊に関する各種写真や資料は反日、反自衛隊の左翼サイトの方が詳しく、国防上不都合な写真やデータも出し放題。こちらが真面目に配慮しているのが時折馬鹿馬鹿しくなる時もあります。

 

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