名古屋市のシンボル的存在と云えば、「尾張名古屋は城でもつ」の名古屋城と名古屋テレビ塔の二大建築物。その名古屋テレビ塔を国の重要文化財（建造物）に指定するよう、文化審議会が答申を出した。
時事通信10月12日配信記事↓
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勝興寺を国宝に＝名古屋テレビ塔は重文―文化審
(https://www.jiji.com/jc/article?k=2022101200913&g=soc )
文化審議会（佐藤信会長）は１２日、新たに富山県高岡市の浄土真宗寺院「勝興寺」を国宝に、名古屋市にある電波塔「名古屋テレビ塔」など９件の建造物を重要文化財にそれぞれ指定するよう、文部科学相に答申した。（以下略）
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「テレビ塔」というカテゴリーの建築物が重文となるのは全国初。
名古屋テレビ塔は昭和29年（1954年）の開業以来、名古屋のシンボルとして市民に親しまれている。設計は建築家の内藤多仲と日建設計、施工は竹中工務店で、この４年後に竣工した東京タワーも同じ設計施工コンビによる作品である。
（ご参考）
当ブログ2020年12月23日エントリー、
＜ 現場猫も驚愕！東京タワー建設 ＞
(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/2020/12/23/101929 )
もう２５年も前だが筆者はサラリーマン時代、名古屋支店に勤務し東海４県の営業＆技術サービス担当をしていた時があった。休日には名古屋城や熱田神宮、犬山市の明治村などを見て回ったものの、名古屋テレビ塔は眺めるだけで中に入り登ったことは無かった。
最近では名古屋方面を訪ねる機会も減ってしまったが、唯一接点は残っている。名古屋市中区を本拠とする建築・土木構造物の調査研究と技術開発支援を行うNPO法人 コンクリート技術支援機構（ASCoT）の個人会員を続けているので、建築視察などの会合の際に時間を作って名古屋テレビ塔にも寄ってみたい。
重文指定が告示されれば、地元名古屋でも記念イベントが開かれるであろう。今から楽しみである。
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