クルマ好きの祭典「東京オートサロン」が今年も千葉市の幕張メッセで開催されている。
※会期:1月13日(金)~15日(日)、
14日は9:00~19:00、15日は9:00~18:00
各自動車メーカーの新車やコンセプトカーを同一会場で見ることが出来るのが最大のメリット。また全国のチューニングショップ、パーツメーカーなどが一堂に会するイベントなので会場を見て回るだけでも楽しい。
また所謂「走り屋」とか「痛車(いたしゃ)」も集まるのでメッセ駐車場が個人チューナー車の陳列会場と化している時もあるが、それもご愛嬌である。
ただ個人的には漫画(アニメ)『頭文字D』や『湾岸ミッドナイト』が流行っていた頃がオートサロンに行って一番面白かった時期だった。
特に90年代後半は新車で手に入れた愛車フェアレディZ(Z32ツインターボTバールーフ)をどういじろうかと思案中で、最終的にレーサー星野一義さんの「ホシノインパル」でライトチューニングしてもらった(CPU交換、ブレーキ強化、ショック交換、スタビライザー、強化ブッシュ、オイルクーラー交換、エアクリーナエレメント交換、300kmメーターに交換など)。
(隙間のないエンジンルーム)
当時は業界の馬力自主規制でZ32公式は280馬力に抑えられていたので、上記改造によりシャシダイ計測で390馬力まで上げた。もっとも実際値はその1割減程度なので350~360馬力だったのだろう。
しかし今はそんな自主規制も撤廃され、現行のRZ34型が298 kW (405 PS) /6,400 rpm、GT-Rに至っては419kW(570PS)/6800rpm。あの当時の苦労はいったい何だったのだろう?…寂寥の感がひとしおである。
そして世はHV車、EV車の時代。内燃機関のみにこだわる馬鹿が生きづらい時代になってしまった。おまけにガソリン価格は高止まりときているし。まあ、それもやむを得ない。
ところで筆者は昨年初にとうとう26年乗った愛車Z32を手放した。トラブル時の交換部品調達困難が最大の理由である。これについては別エントリーにて。
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