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台湾との絆深める日華(台)親善友好慰霊訪問団の帰朝報告会・新年会

 

去る1月21日(土)、日華(台)親善友好慰霊訪問団(第24次)の帰朝報告会・新年会が福岡市内で開催され筆者も参加した。

 

 

大東亜戦争に際し日本軍人・軍属として散華された台湾出身の御英霊は三万三千余柱にのぼる。これらご英霊の慰霊祭は台湾・台中市の宝覚寺に於いて毎年11月25日に催行されており、本訪問団はこの慰霊祭参列を中心に、台湾各地の史蹟・廟での慰霊祭催行と現地の方々との交流を目的としている。

 

コロナ禍故に訪問人数は絞らざるを得なかったのが残念ではあるが昨年11月の第24次訪問で開始以来24年続いており、我が国と台湾との絆を益々深めんとする関係者各位の熱意には頭の下がる思いである。

 

我が国には台湾との友好親善を目的とした団体が数多く存在するが、戦没者の慰霊を中心とした団体は私たちの団体のほか少数ではないだろうか。

 

多くの親台湾団体が「日台」と名乗る中で、私たちは敢えて「日華(台)」の名称を継続している。この理由は台湾自らが未だ「中華民国」と名乗っており、また私たちの行事の後援は国家機関である台北駐福岡經濟文化辧事處である事が一つ。

 

二つ目には、行事に欠かせない国旗敬礼、国歌斉唱の際、未だ「台湾国」は存在しないので日本国旗と国歌のみでは外交儀礼上甚だ失礼である。そのため両国の国旗・国歌として「日の丸」「青天白日旗」掲揚と「君が代」「中華民国国家」の斉唱を行っているため。

 

これはあくまでも外交儀礼として筋を通すための措置であり、泛緑陣営民進党、反国民党派)か、泛藍陣営(国民党、蒋派)か、という話とは別の次元である。

 

大東亜戦争当時、台湾は我が国の一部であり台湾人はすなわち日本人であった。それ故に台湾出身の御英霊に対する慰霊行事は本来日本政府が挙行するべき事案なのだが、国がやらぬのなら日台友好を願う有志が集って行うほかあるまい。

 

当日は来賓として台北駐福岡文化辧事處の陳銘俊處長にお越し頂き、訪問団参加者、関係者40数名が集う盛況であった。また第二部の新年会では不肖この私も挨拶させて頂いたが、わが国と台湾との親善友好を願う同志が年々増えてきている状況は喜ばしい限りである。

 

〒810-0001

福岡市中央区天神1丁目3番38号 天神121ビル13階 株式会社日本教育開発気付

日華(台)親善友好慰霊訪問団事務局

TEL 092-722-0021  FAX 092-725-3190

E-Mail info@nippon-taiwan.jp

 

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