今日18日、上皇上皇后両陛下が京都・奈良のご訪問を終えて仙洞御所に戻られた。
日テレNEWS 5月18日配信記事↓
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上皇ご夫妻 京都と奈良の訪問を終え帰京
(https://news.ntv.co.jp/category/society/80d38df11c0049c48f73a85c216e923d )
上皇ご夫妻は、4年ぶり5日間の京都と奈良の訪問を終えて18日、帰京されました。
(以下略)
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上記TV映像の「地方訪問から帰京」というタイトル、そしてご出発時の各社報道に於ける「地方訪問」という表現、例えば↓
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上皇ご夫妻、京都・奈良へ 地方訪問4年ぶり
2023年5月14日 日本経済新聞
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上皇ご夫妻、4年ぶりの地方訪問で京都入り…「葵祭」延期で京都大宮御所で過ごされる
2023年5月15日読売新聞
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どれもこれも皆京都を「地方」と称して何の疑問も抱いていないように見える。しかし、これらの報道に生粋の京都人はブチ切れているのではないだろうか?
何故なら東京を「首都」であると明記している法律は存在していないからである。
敢えて言えば昭和31年の「首都圏整備法」の第一章第二条で
『この法律で「首都圏」とは、東京都の区域及び政令で定めるその周辺の地域を一体とした広域をいう。』
と定義されているくらいである。
そもそも明治元年(1868年)10月、「江戸」から改称された「東京」に明治天皇が行幸され、江戸城に入城されて以来、東京は「事実上の首都」として現在に至るまで内外に認識されているに過ぎない。故に京都人が「上皇ご夫妻、地方訪問で京都入り」云々の文言にムッとしても決しておかしい話ではない。
しかし京都の人々がマスコミに抗議したという話は聞かないし、また宮内庁の過去の発表でも例えば令和元年6月の上皇上皇后両陛下ご日程で
↓
(https://www.kunaicho.go.jp/page/gonittei/show/1?quarter=201902&new=1 )
令和元年6月11日(火) ~ 令和元年6月13日(木)
と発表しているので、京都人も155年という歳月の経過に諦めてしまったのかも知れない。一寸寂しい感がしないでもないが。
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