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港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

名村造船所がまたまたストップ高

度々取り上げている造船準大手の(株)名村造船所(東証STD:7014)

7月4日に年初来高値の2,772円を付けた後、7月末から2000円台を割り込み始め日経平均暴落の8月5日には連れ安の1,221円安値引けと冴えない展開だった。

 

それが8日大引け後の決算発表で内容が予想以上の好決算だったため、昨9日は買いが殺到し前場後場ともカイ気配で値付かずという異常事態が発生。

 

結局終値ストップ高の1,721円、前日比+300円(+21.11%)。

25年3月期第1四半期(4~6月)の決算内容は8日付同社IRリリースをご参照頂きたいが ↓

「2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」

(https://data.swcms.net/file/namura/ja/news/auto_20240807565544/pdfFile.pdf )

 

売上高 :397億6000万円(前年同期比33.4%増)

営業利益: 86億1400万円(前年同期比199.8%増)

経常利益: 97億9200万円(前年同期比83.9%増)

 

経常利益の通期計画180億円に対する進捗率は第1四半期で54.4%に達している。営業利益率も前期より改善傾向にある。今後の市場の期待は通期業績がどこまで伸びるかという点で、株価もそれに反応してゆくだろう。

 

短期的には、先ず来週火曜日(8/13)に寄るかどうかである。9日と同様にストップ高カイ気配の可能性もあり、昨年、一昨年と同様の連続ストップ高という光景が見られるかも知れない。

 

また連騰の場合、7月4日の年初来高値2,772円を超えるかどうかも興味のある処だ。その勢いが続くなら上場来高値を3,000円台に押し上げることも有り得るだろう。

 

もっとも先週までの動きと大口機関投資家の思惑を推測するに、安値誘導して小口投資家や信用買いのタマを投げさせる一方で自らはしっかりタマ集めをしていたのではないかという疑惑も感じられないことはない。

 

正直なところ名村株はもはや日経平均の上下がどうこうなど関係ないレベルで動いている。個人投資家は「何処かでハシゴを外されるのでは?」という用心深さが大切だろう。

 

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