すごい世の中になったものだ。
読売新聞4月1日22時58分配信記事↓
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震災絡みの悪質デマを公表…警察庁、立件も視野
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この分では、放射性物質が検出された野菜や食物、水などの安全性について一般人が論じると、デマと見做されて逮捕されてしまう日も近い。
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放射性物質予測、公表自粛を 気象学会要請に戸惑う会員
福島第一原発の事故を受け、日本気象学会が会員の研究者らに、大気中に拡散する放射性物質の影響を予測した研究成果の公表を自粛するよう求める通知を出していたことが分かった。自由な研究活動や、重要な防災情報の発信を妨げる恐れがあり、波紋が広がっている。(以下略)
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ACのコマーシャルでも、
「間違った情報に 惑わされないようにしよう!」
というセリフが連呼されている。つまり菅や枝野ら政府要人と、テレビに出ている専門家が言い続けている、
「ただちに健康への影響はない」「人体への影響はないレベル」云々…
という台詞こそが正しいのであって、疑問を抱かせるような言論はすなわち、間違った情報と決め付けられるのだろう。
そもそも放射能物質に関する生活安全基準は、日本に存在しない。
「食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質」が検出されたと言っても、『暫定基準値』自体が意見の異なる各専門家のデータの下限をとっただけのもの。その気になればいくらでも、安全暫定基準値を上げて「問題解決!」ってか。
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毎日新聞4月1日(金)11時17分配信
県は31日、水産物の放射能モニタリング検査で、金田漁港( 木更津市 )のアサリからごく微量の放射性セシウムが検出されたと発表した。国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)の100分の1程度で、健康に問題はないという。検出値は最大8・1ベクレル。(以下略)
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朝日新聞2011年3月23日12時22分配信
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読売新聞2011年3月29日00時04分
東京電力は28日、福島第一原子力発電所の敷地内の土壌から放射性物質のプルトニウムを検出したと発表した。(以下略)
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そして、極めつけの現在進行形がこれ・・・
福島第1原発で高濃度汚染水が直接流出 コンクリ割れで海へ
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「人体に影響はない」とかでなく、「検出されたこと自体が問題」だし、長期にわたる累積放射性物質がどう影響を及ぼすかが問題の筈だが…
しかし前述のように一般人が「根拠の不確かな情報」を論じると、警察が刑事事案として言論を摘発できることになったのだし、ACのコマーシャルでは、
「日本は強い国」
「日本の力を 信じてる」、
と繰り返されているから、我々は「日本」を信じて楽観的に考えるしかない!
それに蒲鉾の原材料にしてしまえば、誰にも気付かれない。その頃には政府とマスコミが、「新種の魚を見つけたら超ラッキー!」なんていうキャンペーンを張っているかも知れないし。
それでも放射能を嫌う奴へはどう対処するか?
方法は一つ、精神論・根性論で押し通すのだ。
ACのキャッチフレーズ、
「日本は強い国」、「日本の力を 信じてる」、「日本の強さは団結力です」・・・
「放射能にビビる奴は、根性がねぇんだ!」
「何ぃ~、食えない? 貴様それでも日本人かっ!」
「放射能 みんなで摂れば 怖くない」