賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

香港「しばき隊」が学生襲撃を始めた

 
 
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※この黄色いリボンは、民主的な真の普通選挙を求める抗議活動への支持を示す象徴となっています。
 
※ 香港『蘋果日報』の「和平佔中」サイトで、ライブ映像を配信中!
 
香港に存在するのは民主派だけではない。当然の事ながら香港政府の御用組織と親中国の政党、各種外郭団体が存在しており、それらを総称して「親建制派」と云う。
 
彼らのスタンスは、
・現香港政府を支持
中国共産党を擁護
・民主派に反対、排撃
 
また選挙制度が始めから親中共派に有利なようになっているため、下記の通り議会では多数派を占めている。
・立法会議員数: 70議席中、43議席
・区議会議員数:507議席中、400議席
 
主な政党は、
・民建聯(立法會議員13名)
・自由黨(立法會議員5名)
工聯會(立法會議員6名)
新民黨(立法會議員2名)
 
親建制派の外郭団体、御用団体は数多く、特に近年「反民主派」として表に出て民主派を排撃している組織は、
愛護香港力量(愛港力)
香港青年關愛協會(青關會): 特に法輪功関係団体を露骨に排撃
愛港之聲: 中国共産党統戰部と関係あり
保衛香港運動: 民主派を露骨に排撃
六四真相 天安門事件の真相を追及する民主派を露骨に排撃、行為卑劣
 
上記の団体の構成員もしくは息のかかった工作分子が今迄に行った行動を考えれば、市内各所を占拠している民主派の学生や市民に対して各種挑発・暴力行為を仕掛けてくるのは当然で、昨日ついに、香港島最大の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)九龍半島の大型繁華街・旺角(モンコック)で、民主派の人々に暴力行為を仕掛けてきた。
 
香港・蘋果日報103日配信記事↓
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【佔領銅鑼灣】反佔中狂漢 攬少女大髀
下午3時許,大批反佔中人士殺入銅鑼灣的集會現場,有人企圖拆走架設上址的鐵馬,集會人士一度組成人鏈圍護最後的防線,其間一名穿紫衫的男子,由人群間罅隙捐入,一度抱着一名少女的大髀不肯放開,嚇得少女花容失色,大喊非禮,集會人士見狀即上前阻止,紫衫男遂改為緊握鐵欄,最後由到場警員帶署助
另一邊廂,有反佔中的人士,一度不滿集會人士在場舉手機拍攝,搶去手機後即擲落地面,後因涉刑事毀壞被捕。(以上引用)
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【佔領旺角】反佔中人士搗亂追打集會者警方帶走部分人
1705分消息】警方在旺角集會現場,將反佔中人士及集會者分隔,擾攘多時,部分反佔中人士終被帶上警車,未知會車往何處。現場反佔中人士人數眾多,不斷追擊集會者,有集會者被迫離開,仍被反佔中人士掟水樽。
集會者強調自己十分克制,斥反佔中人士暴力,部分人士受傷送院。(以上引用)
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民主派に暴行を加える反民主勢力は、例えて云えば香港の「しばき隊」か。もっとも構成員数では、日本の「しばき隊」や「男組」のようなちんけな組織を遥かに上回っているが。
 
この反民主分子の暴力や先日の香港警察による催涙弾攻撃に対しては、香港の有名芸能人が次々にその非難と民主派支持を表明し始めた。日本でも有名な芸能人は、
 
アンディ・ラウ劉徳華): 俳優、歌手
チョウ・ユンファ(周潤發): 俳優(近年「パイレーツ・オブ・カリビアン」にも出演)
アンソニー・ウォン(黄秋生): 俳優
 
公正な普通選挙実施を求めるための「佔領中環」略して「佔中」(金融街セントラル占拠)、そもそも当初、民主派学者と政党関係者が計画していた「佔中」は、あくまでも非暴力を貫く運動であった。従って香港「しばき隊」もとい反民主暴力分子の挑発に乗ってはいけない。
 
また予定占拠地域は金融街セントラルとその近接地域(金鐘など)に限られていたので、事件の起きた繁華街の銅鑼湾(コーズウェイベイ) 旺角(モンコック)の占拠は最初から余計なことだった。両地域からは撤収して、戦力をセントラルに集中するべきではないだろうか。
 
そして「佔中」は断続的に継続されるべき民主派運動である。決して今回限りではないのだ。香港政府がナンバー2の林鄭月娥・政務司司長(政務官)を民主派との対話窓口に任命したのは「成果」なのだから、台湾の例にならって一旦撤収するのも「戦略」のひとつである。
 
我係日本人、我支持香港人的民主運動。
香港加油! 天滅中共
 
ちなみに、だんまりを決め込んでいる「アグネス・チャン」氏は何を思う?
 
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