最近、世上を騒がす「森友学園」の一件も、あの理事長が「日本会議大阪代表」と名乗っていると知った時点で“これはおかしい”と思っていた。先にも後にも籠池氏が、代表である会長や理事長に就任していた記憶は無いし、現在の両代表職を務めているのは別人だからである。
もっとも日本会議は中央が全て統率する組織ではなく、各地域のことに関しては各都道府県の本部の裁量に任されている。いずれ近いうちに大阪の人たちがなんとかするだろうと思っていたが、先月17日に日本会議大阪は『週刊文春』『週刊新潮』に対して、土地取得に関する記事への抗議文を送付した。
ところが抗議文の内容は、筆者の見るところ不徹底と言わざるを得ない。何故ならば、下記の点を記していないからだ。
2.その後、現在に至るまで、同氏から年会費が納入された事歴は無い。
3.それにも関わらず、同氏は勝手に「日本会議大阪代表」という名刺を配りまくっていた。
そして、これが大チョンボなのだが、日本会議大阪の幹部の人たちは籠池氏が平成22年に辞めていたということを何と把握していなかった(!)。更に7年前以上から役職一覧を更新していなかったので、会員でもない者が「運営委員」として名を連ねている…事に気づいていなかったというお粗末な話。
前述のように各地域のことは、夫々の都道府県本部の裁量に任されている。地域によっては“来る者拒まず”で鷹揚な運営が為されていることは知っているが、筆者としては「勉強会や運営会議に出ても来ない奴が“代表”とか名乗っている時点で、ちゃんとチェックしろよ~」と呆れるしかない出来事だった。
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