皆様ご存知の通り、自民党総裁選は現職の安倍首相が石破氏にダブルスコアで圧勝。
ところが朝日新聞の記者や編集者の中では、石破氏が45%の党員票を獲得したことをもって、安倍圧勝が「石破氏善戦」へと脳内で変換されているらしい。
9/21の朝日新聞社説↓
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自民党総裁選は7割近い得票を得た安倍首相が、石破茂・元幹事長の挑戦を退けて3選を決めた。しかし、国会議員票では8割を得ながら、党員・党友による地方票は55%にとどまった。石破氏に投じられた45%は、首相に対する批判票と受けとめるのが自然だろう。(以下略)
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また9月20日23時55分配信記事では↓
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「地方の反乱」うなだれる安倍陣営 圧勝意識し反発招く
自民党総裁選で安倍晋三首相が連続3選し、新たに3年間の総裁任期を手にした。しかし、陣営が狙った「圧勝」にはほど遠く、対立候補の石破茂・元幹事長の存在感を高める結果となった。来夏に参院選を控え、悲願とする憲法改正への道筋も不透明さを増す。(以下略)
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ところが、実際には前回(2012年)総裁選挙と比較すると、石破氏は議員票得票率のみならず党員票も減らしているのである。
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【党員票】
●2012年(合計300票)
安倍晋三:87 (29%)
石破茂:165 (55%)
石原伸晃:38
町村信孝:7
林芳正:3
●2018(合計405票)
安倍:224 (55%)
石破:181 (45%)
【議員票】
●2012年(決選投票、合計197票)
安倍:108 (55%)
石破:89 (45%)
●2018(合計402票)
安倍:329 (82%)
石破:73 (18%)
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つまり党員票は、
○安倍晋三:(2012年)87 (29%) → (2018年)224 (55%)
○石破 茂:(2012年)165 (55%) → (2018年)181 (45%)
しかも石破氏は今回、地元の鳥取で負けたというオマケ付き。
それでも朝日は「石破氏よくやった」と称賛したいようである。
ところが、このような朝日のミスリードに勘違いしたのか、石破氏が頓珍漢なことを言い出した。
朝日新聞9月21日12時51分配信記事↓
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石破氏、憲法巡り首相を牽制 「党員票の45%が私に」
自民党総裁選で安倍晋三首相に敗れた石破茂元幹事長は21日、首相が前日の勝利後の記者会見で、憲法9条改正について、自衛隊を明記する自身の改憲案が信任を得たとの認識を示したことに対し、「憲法の考えが違うことが明らかになった上で、党員票の45%が私に入っていることをどう考えるかだ」と、首相側を牽制(けんせい)した。
(以下略)
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繰り返すが石破氏の党員票得票率は、
(2012年)55% → (2018年)45%
「朱に交われば赤くなる」と云うが、朝日をはじめ豪華メンバーのパヨク陣営から絶賛支持を受けた石破氏に、さっそく「法則」が回って来たようである。
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