蘋果日報9月18日配信記事↓
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游蕙禎《紐時》撰文:港獨才能令港人有真正民主自由
被撤銷立法會議員資格的青年新政游蕙禎在《紐約時報》撰文,題為「香港民主之死」。游在文中指,香港制衡政府的力量正在崩潰,公民自由、結社自由等核心之柱也正受攻擊,她認為「香港唯要脫離中國,才能享有真正的民主與自由。(Onlyby splitting from China can Hong Kong have true democracy and freedom.)」(以下略)
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論説の要旨は以下の通り。
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・中国はイギリスから香港を回収して以来、絶えず香港の民主の破壊を画策し、香港から自主を剥奪しようとしてきた。
・多くの社会運動家たちが中国と香港政府の手によって弾圧されている。
・香港がとるべき唯一の道は、北京(中国)と手を切って新しい民主国家を建設することである。
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要するに、中国が最も警戒し弾圧を始めている「香港独立」の主張そのもの。
游さんは既に当ブログでも述べているように、2016年の香港立法會議員選挙に出馬し初当選した。しかし同年10月12日の議員就任宣誓時に「香港は中国の一部」と定めた香港基本法を守るという所定の言葉を使わず、「香港は中国ではない」(Hong Kong is not China)という横断幕を掲げるなどの行為のため、同党の梁頌恒立法会議員と共に議員資格を剥奪された。
(游蕙禎さん)
所属する『青年新政』は、元々は穏健な香港本土主義(香港ローカルの権利保護)で、「香港独立」の急先鋒ではなかった。しかし建制派(親中共)各派や中国政府、香港政府の締め付けが、逆に彼らを急進主義へと追いやる格好となった。
台湾は過去に中共の支配下にあった訳ではなく、台湾海峡を挟んで大陸とは隔絶されている。しかし香港は大陸と地続き(そもそも広東省の一部)で、電力と水、食を大陸側に依存している。中共も「香港独立」が困難なのは百も承知である。
しかし中共が「香港独立」に過剰とも思える反応を示しているのは、「香港独立」の基礎理論のひとつである「香港民族論」「香港民族自決主義」(これらについては当ブログの過去エントリーをご参照願いたく)が、チベットや東トルキスタン(新疆ウイグル)、南モンゴルの分離独立にリンクすると見ているからである。
ただし香港独立論に対しては民主派各派でも温度差があり、多数派を形成するには非常に難しい状況であるのも確かである。この問題については稿を改めたい。
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