世界中の工作機械やその周辺機器に関する最先端の技術・製品が一堂に会する国際技術ショー、JIMTOF(日本国際工作機械見本市)2022 が今日11/8開幕した。
会期:11月8日(火)~13日(日)、9:00~17:00
会場:東京ビッグサイト全館
このJIMTOFは米国の国際製造技術展(IMTS、シカゴショー)、欧州国際工作機械見本市(EMO)、中国国際工作機械見本市(CIMT)と並び世界4大工作機械見本市として世界的に知られている。
2年に1回開催される本展は前回(2020年)コロナ禍のためウェブ展のみだったので、今回は4年ぶりのリアル展となる。出展者数は1086社と過去最多、東京ビッグサイトの全館(東館、西館、南館、会議棟)を使用する最大級の展示会である。
今回の目玉は何と言っても南館・南2ホールでの特別展示であろう。
「歴史と伝統 技術と叡智 不可能を可能にする力 ~日本のジェットエンジン開発の歴史~」
(JIMTOF 2022サイトより)
(会場風景、以下筆者撮影)
我が国のジェットエンジン開発史上、特筆に値する4種のエンジン実物の展示である。特に昭和20年(1945年)開発の「ネ20」は海軍航空技術廠が開発し東京石川島造船所(現IHI)で生産された、日本で初めて実用段階に達したターボジェットエンジンである。
昭和20年8月7日に初飛行した日本初の純国産ジェット戦闘攻撃機「橘花」に搭載された「ネ20」は物質欠乏した戦争末期に奮闘した我が国科学技術陣のド根性を物語る貴重な資料と言える。
(橘花)
この特別展示が目当ての筆者は午後2:00に往訪したが会場が広過ぎて、何と南館の南1,2ホールと西館の1,2ホールしか見て廻れなかった。もっとも明日(11/9)は特別講演を聴講するので残りの東館(と言っても、ここが一番広く1~8ホールもある)を廻る予定、結局2日がかりとなる。
読者の皆様の中にもJIMTOF 2022を観覧される予定の方がいらっしゃると思うが、もし1日で廻るとしたら相当足が疲れる筈。できれば2~3日に分けて観覧された方がよろしいかと。
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