賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

五輪決定!次はF1誘致だ

 
ついに2020夏季オリンピック開催地が東京に決まった。したがって今後為すべきは、その余勢をかっての「F1公道レース」日本誘致である。
 
オリンピックが景気浮揚の起爆剤になるのは明らかであるが、開催まで7年の長丁場になる。この間の“つなぎ”とまでは云わないが、世界に取り上げられるだけの話題作りは必要だ。そこで使えるのが、F1の公道レース開催。
 
元々、F1のモナコモンテカルロ、F3のマカオが現在まで続く世界二大公道レースとして知られていたが、2008年にシンガポールが夜間F1公道レースを開催するようになり、公道レースに改めて注目が集まった。
 
そこに目をつけたのが静岡県熱海市である。著名な温泉観光地・熱海はピーク時の半分近くまで観光客数が減少しており、その挽回策として最初に浮上したのが「カジノ誘致」だった。それとは別に、モナコと近似の市街地特性を生かして「F1を誘致しよう」という動きもあり、実現すれば日本初の公道を使用する自動車レースが見られることになる。
 
私が参観した事のあるマカオF3グランプリを例にとると、幹線道路を4日間の期間中、6:00AMクローズ18:00PMオープンにして使用している。長いストレートの海側コースから、市街地独特の幅員が狭く、難コーナーが続く山側コースを通って一周するが、特に山側は世界遺産に登録された旧ポルトガル「ギヤ要塞」跡のど真ん中を通過し、最後に180度ヘアピンカーブという難易度の高いコースである。
 
(ちなみにF3F1、GP2に次ぐカテゴリーで、F1ドライバーへの登竜門である。中でもマカオグランプリはヨーロッパ、アジアの上位ドライバーが集結したF3のみの特別イベントという位置付けだが、事実上のF3世界一決勝戦である。
 
熱海での「F1公道レース」実現には、コース取りのための道幅の拡大や観戦スタンド設置のための用地手当てなど、熱海市街地の再整備が不可欠となる。しかしオリンピック程の予算はかからないので、決して不可能な話ではない。
 
東京(お台場)や大阪は勿論のこと、将来の「カジノ解禁」に向けて名乗りを上げている自治体は数多い。しかし別の機会に述べるが、仮に「(仮称)統合型リゾート設置法案」、所謂カジノ法案が通ったとして、実際に認可される地域は2か所もしくは3か所でしかない。
 
それが何処か、実はもう決まっているので、熱海市は「F1公道レース」誘致に向けて全力で当たるべきであろう。
 
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