先週の出来事だが、ジョギング中の女性にナイフを持った男が襲いかかったものの、逆にナイフを奪われて刺された事件があった。ところが被害者の女性は逆に書類送検されるという・・・
これが「専守防衛」の実態だ。
朝日新聞2013年10月4日11時46分配信記事↓
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女性襲った男、ナイフ刺さり死亡 東京・足立の河川敷
3日午後10時5分ごろ、東京都足立区の河川敷で「10代の女性がナイフを持った男に襲われ、逃げてきた」と110番通報があった。警察官が駆けつけると、男が太ももから出血して倒れており、約1時間半後に死亡が確認された。
警視庁西新井署によると、ジョギング中だった女性が50歳くらいの男からナイフを突きつけられ、体を触られるなどしたという。女性がナイフを奪って男の右太ももを刺して逃げ、通行人に助けを求めたという。
(以上引用、太字下線は筆者)
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通常、「書類送検」は警察が単独で決めるのではなく、検察と打ち合わせの上で決定する。裁判となった場合に公判維持できるかどうかという点が目安だが、それ以外にも、
・取り敢えず検察に報告~送検 → 起訴判断で「不起訴処分」
という流れもある。
今回の件は常識的に考えれば後者の線の筈。
しかしながら取り敢えずとはいえ、被害者を書類送検するという辺りに、お役所仕事的な違和感を覚えてしまう。
更に深読みすれば、警察や検察はこう考えているのではないだろうか。
「話がややこしくなるから、襲われたら反撃せず一方的に被害者となってよ…」
つまり、「襲われたら、死ね。反撃は許さん」…と言っているのと同じ。
これは有り得ると私は考えている。本件の続報に注目するところである。
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