本日(12月21日)、フィリピン・マニラにて同国最大級のカジノリゾートである
「OKADA MANILA」のプレビューイベントが開催される。
これは以前より当ブログで述べてきたように、パチスロ大手の(株)ユニバーサルエンターテインメント(JASDAQ、コード:6425、旧アルゼ)が、傘下の現地法人タイガー・リゾート・レジャー・アンド・エンターテインメント社を運営主体として展開するカジノ&リゾートホテルである。
本来の計画では2014年までにオープンする筈だったが、紆余曲折を経てやっと開業できる運びとなった。もう開業するのでハッキリ記せば、「紆余曲折」というのは米ラスベガスのカジノ企業である「Wynn」社による妨害工作の事である。
ユニバの岡田和生会長とWynnResorts LimitedのCEOであるSteve Wynn氏とは10年来の盟友であり、Wynnにユニバが資本参加して岡田会長も取締役の1人となっていた。しかしWynnによるマカオ大学を経由したマカオ政府=中共への高額献金について、岡田氏がその内容を取締役会で問い質したことがきっかけとなり、両者は決裂するに至った。
そしてWynnはユニバのフィリピン進出に対して、賄賂疑惑などのネガティブキャンペーンを張り訴訟に打って出た。更には、ユニバに対する事実無根の「疑惑」を流布したのが朝日新聞とロイター。Wynnの片棒を担いだ、まったく碌でもないマスコミである。
この「OKADA MANILA」の総工費 は24 億米ドル(約2,800億円)、フィリピン政府がアジアに於ける観光&カジノ収入の拡大を睨んで開発した、マニラ湾に面する「エンターテインメント・シティ」の一角を占めることとなる。
「OKADA MANILA」公式ウェブサイト
本件は日本のゲーミング産業初の、単独社による運営となるカジノリゾートである。先日のIR推進法案可決で今後、全世界のIR関連企業が日本市場を虎視眈々と狙ってくるのは明らかであるが、やはり日本人の金は日本勢が回収して国内で回転するに越したことは無い。その意味でユニバが日本企業のIR運営の模範として成功を収めることを期待したいのである。
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