梅雨の季節らしい日々が続いている。もう10年くらい前だが、以前書いていたブログでこんな季節にピッタリの唄として八代亜紀さんの「雨の慕情」を取り上げたことがあった。
「雨の慕情」
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♪ 心が忘れた あのひとも 膝が重さを覚えてる
長い月日の 膝まくら 煙草プカリと ふかしてた
憎い 恋しい 憎い 恋しい 巡りめぐって 今は恋しい
雨々ふれふれ もっとふれ 私のいいひと 連れて来い
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するとコメント欄に、凄いのが来たのを覚えている。
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「雨々ふれふれ シナにふれ」
シナに核の雨を降らせてやるです
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トランプ政権になってからのアメリカが重視しているのは、何と言っても中共の覇権拡大への惧れである。従って一連のアメリカと北朝鮮との間のやり取りも、米朝関係だけで読む訳にはいかない。トランプ氏は対中国という視点を頭に置いた手を打っている筈である。
そして「北の非核化」について、先日のシンガポール会談に於いて明確なタイムスケジュールの類が表に出なかったのは、決して「北朝鮮外交の勝利」とか「トランプ政権の失敗」とかではなく、深謀遠慮によるものではなかろうか。
先日の習=金会談は北が自発的に出向いたのではなく、おそらく疑心暗鬼の習が呼びつけたものだろう。何故なら、将来的に「米朝同盟」が成ってしまうと、北京の至近距離にアメリカと言う海洋勢力の軍事的脅威が発生するという中共にとっては悪夢の事態となるからだ。
従ってアメリカとしては、自腹を切らずに中国への軍事的圧力を増すためには、「北の非核化」よりも北の核戦力を維持、もしくは援助した方が都合いい。これがシンガポール会談で非核化を曖昧にした理由のひとつではないだろうか。
もし一朝事あるときは、「雨の慕情」の歌詞そのままに、
核の雨が「雨々ふれふれシナに降れ」
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