賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

消費増税延期から「引下げ」へ

 
今回の萩生田発言における注視点は下記の通り。
 
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●政府説明「戦後最大の景気拡大が続いている」に矛盾した、「景気がちょっと落ちている」発言。
 
→ これはやっと景気の現実を政府が認めた…ということであろう。このような発言が続くなら、それは政府方針の転換を意味するものとなる。
 
●「6月の日銀短観の数字をよく見る」発言
 
→ 参院選は7月。選挙の争点が増税実施か否かという点になる可能性に触れた。
 
●「(増税)止めるとなれば、国民の信を問う」発言
 
→ 「信を問う」という表現は、どう考えても総理大臣の代弁である。衆参同時選の可能性は否定したものの、含みを持たせている。
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諸手を挙げて増税を喜ぶ国民は、普通いない筈だ。野党は安倍首相の“変心”を非難するだろうが、争点が「増税実施か否か」になってしまえば、突っ込みどころが無くなってしまうだろう。
 
しかし本当に我が国の経済を立て直すのであれば、「消費増税延期」程度では生ぬるい。
 
5年前のエントリー(H2611/5)以来、当ブログでは一貫して消費税の引き下げを主張している。
 
(ご参考)2014115日付エントリー
消費税率「引き下げ」も検討すべし

 (https://blogs.yahoo.co.jp/hkg_fan/13455004.html)

 
2015915日付エントリー
消費税率「引き下げ」!で景気回復ダメ押しを
 
2016327日エントリー
 
同じことを再三書いても鬱陶しいので止めておくが、とにかく今やるべきことは
「消費増税の延期」を超えた「「消費税の引下げ」である。
 
先ずは消費税を「3%」へ引き戻すことを検討する…と表明し、実現するよう努力することだ。
 

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