賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

大阪:IRゲーミングEXPO参観記

 

大阪市住之江区南港のインテックス大阪に於いて世界最大級の旅の祭典、

「ツーリズムEXPOジャパン2019」が開催されている(27日まで)。

(https://www.t-expo.jp/public )

 

世界100ヵ国以上の国と地域、日本全国の観光地が集結する一大イベントで、過去5回は東京ビックサイトで開催されて来たが、今年は大阪で初開催となる。

 

またIR(カジノを含む統合型リゾート)事業者と関連業界各社出展の

「IRゲーミングEXPO 2019」

も同時開催されており、筆者も昨26日に参観・関係者との面談を行った。

 

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◎出展社

【IR事業者】

ラスベガス・サンズ

メルコリゾーツ&エンターテインメントジャパン株式会社

日本MGMリゾーツ / オリックス株式会社

ギャラクシーエンターテインメントジャパン株式会社

サンシティ グループ ホールディングス ジャパン

ゲンティン・シンガポール・リミテッド

ラ・ヴォーグ ブティックホテル アンド カジノ

 

【IR関連出展者】

株式会社レイ

株式会社乃村工藝社

IAG JAPAN

特定非営利活動法人 依存学推進協議会

ハンターサイト株式会社

株式会社トータルプランニングオフィス

和歌山県・和歌山商工会議所

長崎県佐世保市IR推進協議会/佐世保商工会議所 長崎マリンIR推進協議会

一般財団法人ちばの未来

株式会社ブライト / 日本カジノスクール

ALSOK

前田建設工業株式会社

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ラスベガス・サンズ

 

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言わずと知れた米ラスベガスの雄。展示スペースはイベントステージと化していて、ほぼ1時間毎に派手な各種パフォーマンスが行なわれる。来場者に対する常設展示・パンフレット配布は無い。

 

●メルコリゾーツ&エンターテインメントジャパン

 

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マカオのカジノ王・何鴻燊(スタンレー・ホー)氏の息子であるローレンス・ホー会長率いるメルコ社の日本法人。ブース内では来場者サービスのゲームをやっている。

 

●日本MGMリゾーツ / オリックス株式会社

 

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皆様ご存知、米MGMの日本法人とIRで提携したオリックスによる出展。パネル展示とパンフレット配布が主。

 

●ギャラクシーエンターテインメントジャパン

 

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香港の銀河娯楽股份有限公司(ギャラクシーグループ)の日本法人。ここもパネル展示と映像展示だが、来訪者にお菓子を配ったりしている。

 

サンシティ グループ ホールディングス ジャパン

 

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有名なマカオ・グランプリのスポンサーとして名を馳せる太陽城集團(サンシティ グループ)の日本法人。和歌山IR構想への参画を打ち出しており、イメージ展示に加えて来訪者への景品配布も行っている。

 

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●ゲンティン・シンガポール・リミテッド

 

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マレーシアのゲンティン・グループのシンガポール法人。ここはパネル展示のみで担当者や受付もおらず、全くやる気が感じられなかった。当然面談も出来ず。

 

上記の他、ラ・ヴォーグ ブティックホテル アンド カジノや株式会社ブライト / 日本カジノスクールのブースでは、ルーレットやブラックジャックの体験ゲームが出来る。

 

以上、冒頭述べたように「ツーリズムEXPOジャパン」の関西地区開催は初めてなので、「IRゲーミングEXPO 2019」も併せて皆様に参観をお薦めする次第である

 

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東京:ツシマヤマネコのイベント開催

 

長崎県対馬に生息する絶滅危惧種ツシマヤマネコ」。その保護と繁殖に取り組んでいる東京・吉祥寺の井の頭自然文化園では、毎年「ヤマネコ祭」を開催してPRに努めている。

 

今年も10月26日(土)、27日(日)の2日間に渉り「ヤマネコ祭2019」が開催される。

 

                           

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(https://necofes.com/yamanecofes2019 より寸借)

 

                                         記

 

【ヤマネコ祭2019】

■場所:井之頭自然文化園(動物園芝生広場)

■日時:10月26日(土)10:00~16:30、27日(日)10:00~15:00

■内容:野生生物の保全に取り組む各種団体の展示、ヤマネコおはなし会、フェイスペイント、ワークショップ、ツシマヤマネコふわふわドームなど

■入園料:一般400円、中学生150円、65歳以上200円

 

※詳細

https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&inst=ino&link_num=25800

 

関東でツシマヤマネコを見られる場所はここしかないので、対馬に関心をお持ちの皆様にお薦めする次第である。

 

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即位礼異聞:昔こんなのあったな…

 

昨日の午前中は雨風が強くてどうなるかと思ったが、午後の『即位礼正殿の儀』を迎えると雨が上がり、しかも虹や富士山までが出て来たのには驚いた。

 

これぞまさに「御稜威」か・・・日本神道の底力に改めて感じ入った。

 

こんなお目出度い時に不謹慎かもしれないが、昔こんなのを出して我が国を貶めようと画策した輩がいたのを思い出した。↓

 

 

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これを書いた濠州人ジャーナリストは昨年死んだ。出版元の「第三書館」は日本赤軍とも繋がっているパヨク系出版社。

 

昨日銀座で「反天皇制を叫べ!」とか言って「天皇即位式反対デモ」をやらかした挙句、大暴れで逮捕されたのも団塊世代パヨク。

 

これらパヨク老人が死に絶えるまで、日本の正常化(浄化)は終わらないということか…

 

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香港:馬鹿げた中共の「黒」規制

 

香港のデモ参加者の多くが黒のTシャツや黒マスクなど「黒」を基調とした出で立ちなのは皆様ご存知のことと思うが、それに対して中国政府が「黒い衣服」の類を香港へ運送することを禁止した由。

 

Telegraph 10月17日配信記事↓

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Chinese government blocks export of black clothing to Hong Kong

(https://www.telegraph.co.uk/news/2019/10/17/chinese-government-blocks-export-black-clothing-hong-kong/ )

 

China is reportedly curbing exports of black clothes from the mainland to Hong Kong in an effort to hamper anti-government protests which have rocked the global financial hub for more than four months. (以下略)

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香港市民の怒りに耳を傾けようとせず、こんな馬鹿げた妨害行為だけは一人前にやるのが中国政府のクォリティーだ。記事にもあるが多くの人々から嘲笑されているのも頷ける。

 

港共政府(中共にコントロールされた香港政府のこと)がマスク禁止令や「黒」アイテム禁輸を行なおうとも、香港市民の抵抗は止むことが無い。

 

先週13日の午後、筆者は香港島の繁華街・銅鑼灣(コーズウェイベイ、現地発音は「とんろーわん」)にいた。

 

たびたび述べているように香港人

「Be Water」(水になれ~つまり状況に対して柔軟に対処せよ)

の精神と行動を実践しているが、この日も現地のランドマーク的デパート「そごう」前で、ゲリラ的に集まって来た市民たちに遭遇した。

 

                                                     

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(「そごう」前でイギリス領香港時代の旗を振っていたおっさん)

 

いきなり大人数で集まると警察に催涙弾をぶち込まれるので(先月も「そごう」前で催涙弾が使われ、観光客もろとも蹴散らされていた)、さりげなく単身または少人数で周辺にたむろしてゆくという戦法だ。

 

しばらくすると“臨時司令部”よろしく机が置かれて、参加者に配られる物資が集まって来た。そこで筆者は指図役の若者2名にインタビューしたのだが、かねてから黒いマスクが不足していると聞いていたので日本で買い込んだマスクを差し入れした。

 

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聞けば筆者と同じような考えの外国人が結構いるそうで、みんないろいろなグッズを香港の若者たちに差し入れしている由。

 

中国が如何に香港市民を締め上げようが、全世界の香港を支援する人々が黙っていない。「黒」アイテム禁輸などという笑止千万の中共に待受けるのは滅びへの道のみである。

 

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(デモ参加者が貼っていたチラシ)

 

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祝!米「香港人権法」可決

 

既に皆様ご存知のように米下院で「香港人権・民主主義法案」が可決された。

 

(香港)蘋果日報 10月16日配信記事↓

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【人權法案】眾院通過 《香港人權民主法案》 佩洛西:港人展現非凡勇氣

(https://hk.news.appledaily.com/international/realtime/article/20191016/60158657 )

美國眾議院在美國時間周二,一致通過《香港人權與民主法案》(Hong Kong Human Rights and Democracy Act of 2019,下稱《人權法案》)等三項有關香港的法案及決議案。

(中略)

對於美國國會眾議院通過《香港人權與民主法案》以及另外兩項有關香港的法案和議案,港府發表聲明表示遺憾。發言人表示,自回歸以來,香港一直嚴格按照《基本法》規定實行「港人治港」、高度自治,充分體現「一國兩制」得到全面和成功落實。港府又表示十分重視人權和自由,必定全力維護。發言人重申,外國議會不應以任何形式干預香港特區的內部事務。(以下略)

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この法案成立で全世界、特に西側自由世界は香港の状況に無関心ではいられなくなったと言える。

 

特に我が日本では、自由と民主を希求する香港人のデモに対して「背後にCIAがいる」「CIAがカネを出して煽動している」なんぞとしたり顔で話す陰謀論者がいるが、そんな阿保は一言で言えば自由と民主に無関心な中共の手先だろう。

 

5年前の雨傘運動の時に、こんなポスティングがあった。

            ↓

 

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(いつかある日、香港が中国大陸と同じようなことになっても、どうして?って聞かないでください。最後の火を吹き消したのは貴方の一息でもあるのですから)

 

香港の現状に対しての無関心はすなわち、香港の大陸化に手を貸すのと同じである。従って来春の国賓習近平様ご来日という愚挙は一刻も早く取り止めるべきだろう。

 

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香港:俺と入れ違いで大抗議集会!

 

香港から一昨日(14日)に帰国したのだが、入れ違いで同日午後に宿泊していたホテルの向かいで数万人規模の抗議集会が開かれていた。参加出来なくて残念である。

 

ロイター10月15日配信記事↓

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香港で数万人が平和的な抗議集会、米国に支援求める

(https://jp.reuters.com/article/hongkong-protests-idJPKBN1WU02B )

[香港 14日 ロイター] 政治的な混乱が続く香港で14日、デモ参加者がマスクなどで顔全体を覆うことを禁止する「覆面禁止法」が導入されて以降初めて、抗議集会が許可され、若者を中心に集まった数万人が米国に支援を呼び掛けた。

金鐘(アドミラルティ)地区にある中央政府庁舎の付近で開かれた平和的な集会で、参加者らは「自由のため、香港のために戦う」とスローガンを唱えた。(以下略)

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記事中にある「金鐘(アドミラルティ)地区にある中央政府庁舎」とは、ここです(前日に筆者撮影)。↓

 

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(政府庁舎、右は立法会議会ビル)

 

その向かいの幹線道路は6月から7月にかけて、自由と民主を求める数百万の香港市民で溢れていた。

 

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政府庁舎の壁にはびっしりと市民の主張がポスティングされていたのだが、政府と警察にあらかた剥がされてしまい見る影もない。

 

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ちなみにこの場所は5年前の雨傘運動の時、こんなふうになっていた。

 

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また向かいの幹線道路・西行きも、5年前の雨傘運動の時には市民と学生たちに占拠されていた。

 

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(占拠された路上での筆者。2014年10月12日)

 

あの雨傘運動から5年、香港人「Be Water」(水になれ)

の精神と行動で頑張っている。

 

滞在中の様子については次回以降のエントリーでまた述べたい。

 

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焦点は来月の香港区議会議員選挙へ

 

 

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(「スターフェリー」船上からの香港島の光景。以下、昨日筆者撮影)

 

現地に来てみると有名な観光スポットでもある尖沙咀(ちむさーちゅい)や欧米人の多いビジネス街の中環(セントラル)では、4カ月を超えた一連のデモの痕跡はほとんど見られなかった。

 

 

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尖沙咀の一大SC「ハーバーシティ」入口にて)

 

つまり、いつも通りの「香港」の雰囲気は何ら変わりがない。

 

 

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(中環「ランドマーク」内の平穏な光景)

 

どうも香港市民は「デモ疲れ」&来月24日に予定されている「香港区議会議員選挙」を睨んだ新展開に備えているようである。

 

立候補の受け付けは先週4日に始まっており、逃亡犯条例問題から「マスク禁止条例」に渉る香港政府の強権政治に対する反発が深まっていることから、所謂「民主派」勢力(※)が圧勝するとの予測が強まっている。

 

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(※)以前から述べているように香港の政治シーンについて、多くの日本の方は、

  • 「親中国派」対「民主派」

という図式で捉えている方が多いが、正確には

  • 「建制派(親香港政府派=親中派)」対「非建制派」

である。

 

そして「建制派」もその親中の度合いによって温度差があり、「非建制派」も既存民主派から香港本土派、自決派、独立派と幅が広い。

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問題は敗北必至と見た建制派政党と香港政府が、選挙の延期や中止を検討しているのではないか? という点。

 

香港の区議会は18の区議会地区に分けられ、各区議会の管轄地域は更に細分化された小選挙区から成る。各小選挙区の定数は、すべて1名。そして各小選挙区の総投票数2,000~5,000票の範囲内で、激烈な選挙戦が繰り広げられることとなる。

 

また区議会議員は各地域の課題を中心とするため、必ずしも政党色を前面に出している訳ではなく、無党派議員が多数存在している。

 

前回(2015年11月22日)の選挙結果は全431議席中、

 

 

党派別で見ると、

 

・建制派の最大政党、「民建聯」は-17議席

・非建制派の最大政党、「民主黨」も-4議席

・本土派政党「新民主同盟」が16人中、15人が当選(すべて初の議席獲得)

・「傘兵」と呼ばれる5年前の雨傘運動に参加した非建制派若手が、9人初当選

 

「民建聯」の後ろ盾は中国共産党労働組合である。組織力、資金力共に他政党を凌駕しているが、前回は議席を二桁レベルで減らしてしまった。特に当選回数の多い大物議員の落選が目立った。

 

また非建制派最大の民主黨は穏健民主派であるが、非建制派増加の中で唯一、議席を減らしてしまった。特に元主席(代表)の何俊仁氏ら大物議員が落選。

 

この結果から判ることは、建制派、非建制派ともに世代交代が進んでいるという事と、非建制派内では民主黨に代表される従来型“民主派”ではなく、前記の「本土派」および“本土意識”を持った人々が抬頭してきたという事である。

 

5年前の雨傘運動を主導した学生勢力が一般市民の支持を得ているのは、元をただせば従来型民主派政党と政治家の力量不足により、非建制派政治勢力が離散集合を繰り返してばかりで目立った成果を市民に示していないことに原因がある。

 

また既存民主派政党の活動形態に不満を示す急進的民主派が2010年以来急激に増加し、インターネット類の普及も手伝って、今や一大勢力を形成するに至った。

 

彼らの多くは「本土派」とも呼ばれ、各種調査での「自分は“中国人”ではなく“香港人”だ」と考える階層と重なっている。「本土意識」、「本土派」とは、「香港こそが“祖国”である」という認識下に香港ローカルの権利拡大を目指す意識と行動で、若い世代を中心に急速に広まりつつある。

 

前回の全体投票率は47%だが、これでも過去最高の数字である。おそらく今回はそれを上回る数字となるだろう。

 

そして香港政府(とその裏にいる中国)が選挙そのものを中止するならば、国際世界は更に中国非難の度合いを深めることになるだろう。

 

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