賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

せこい「100万円札」両替詐欺、「兆」で勝負せんかい

 
市販されている面白グッズに100万円札メモ帳」というのがある。現行一万円札のデザインとそっくりで、おまけに肖像も福沢諭吉そのものという、リアリティ溢れる楽しいグッズである。
 
ところが、これを悪用して両替に使うという犯罪が発生してしまった。
 
毎日新聞115114分配信記事↓
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詐欺:「百万円札メモ帳」を両替、高校生2人逮捕
 表紙を1万円札に模した「百万円札メモ帳」を両替したとして、大阪府警吹田署は4日、府内の私立高校に通う16歳と15歳の男子生徒2人を詐欺容疑で緊急逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
 逮捕容疑は、4日午前11時35分ごろ、大阪府吹田市寿町1のたばこ店で、男性店主(76)に「百万円札メモ帳」を使った偽紙幣を渡し、1000円札10枚と両替させたとされる。
 吹田署によると、使われたのは面白グッズとして市販されているメモ帳で、表紙のコピー2枚を表と裏に貼り合わせていた。メモ帳は1万円札とほぼ同じ大きさで、「壱万円」を「百万円」、「日本銀行券」を「見本銀行券」と書き換えているが、福沢諭吉の肖像などはそっくりという。
 2人は店主に偽紙幣を少しだけ見せ、1000円札10枚と交換して立ち去った。店主は目が悪かったが、すぐに偽物と気付いて110番通報し、吹田署員がたばこ店から北東約2・5キロの路上で2人を発見した。店主は「子どもを信用した」と悔しそうに話しているという。【近藤諭】(以上引用)
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目の悪いタバコ屋の爺さんを騙すガキ高校生が悪質なのは当然だが、それにしても「100万円札」メモ帳とは、せこい。と言うか、スケールが小さすぎる。
 
本件について産経新聞の記事では、大阪府警吹田署の話として、
 
「~通常、偽札の使用には偽造通貨行使容疑が適用されるが、
「あまりにも稚拙で偽札とはいえない」(同署)
として詐欺容疑で逮捕した。」
 
と出ている。
 
確かに稚拙ではある。もしかしたらガキ共は「100万円札」メモ帳を渡して、こんな展開を予想していたのかも知れない。↓
 
店主 「これ一万円ちゃうで。ナメとんのかコラ!」
 
ガキ共「おっちゃん、ジョークや、ジョーク」
 
そうであっても、である。どうせ使うなら「100万円札」なんぞというスケールの小さいグッズではなく、「兆」の単位のグッズを何で使わんのか?
 
「兆」単位で私のお薦めが、これ。↓
 
 
イメージ 2
 
人間の“大きさ”の中には、“スケールの大きさ”も含まれている。以前に陳さんの所でもアップされていたように、「億」を狙わず「兆」を目指す大きさが必要だ。
 
この高校生たちは、それ以前の「万」の単位から脱却できなかった訳である。
おそらく彼らの今後の人生は、セコいままで終わるだろう。
 
 
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