賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

北朝鮮は既に宣戦布告している

 
北朝鮮ミサイルに関してTVに出てくる解説者、コメンテーターらの結論はいつも同じパターンである。要約すると↓
 
(日米に対して)冷静な対応を
対話で解決を
 
しかし日米がいくら冷静でいても、「気違いに刃物」の例えどおり狂気のミサイル発射を繰り返している北朝鮮には通用しないのである。
 
そして北朝鮮が核保有を公言し、6カ国協議が開かれた2003年以来、幾度となく話し合いがもたれている。それに費やされた時間は結局のところ、北鮮の核武装技術の進歩に貢献した。
 
特に最低なのは、「対話のテーブルにつかせる為の話し合い」などという戯言。こんなのは北の時間稼ぎに資するものでしかない。
 
そもそも与野党の政治家、有識者らに止まらず、国民全般に、
北朝鮮はすでに我が国へ宣戦布告している」
という認識が無さ過ぎるのが大問題である。
 
北が直接的に日本を標的と公言したのは20134月。この時は「日本列島全体が戦場に変わる」と述べ、特に東京、大阪、横浜、名古屋、京都と5都市の名前を具体的に挙げて、攻撃すると脅している。
 
今年に入ってからは、4月に「戦争になれば、日本が最初に最大の被害を受ける」と宣告。そして先月には「日本列島ごときは一瞬で焦土化できる」と露骨な脅迫を行っているのだか、誰もこれを事実上の宣戦布告だと取り上げない。
 
頭がおかしいのは北朝鮮だけでなく、平和ボケした日本も同様としか言いようがないのである。
 
現在、私たちは危機の只中にいるということ。これが大前提である筈だ。
 

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