賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

東京の困った選挙区探訪記

 
●まずは“日本の要”とも云える、東京1区千代田区、港区の一部、新宿区の一部)。
 
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3年前の総選挙で、当時野党第一党だった民主党の党首・海江田万里“牧場長”小選挙区敗北の上、比例復活も出来ず敗退という珍記録を作った選挙区である。
 
“牧場長”が「安愚楽牧場」(平成23年に倒産)を「リスクゼロ」と積極的に宣伝する記事を書いて、一般投資家を勧誘していたことについて、昨年の東京地裁の判決は「海江田氏が一般消費者に不適切な情報を伝えて、投資判断を誤らせたとはいえない」というもの(原告側は東京高裁に控訴)。
 
この理屈でゆけば“森友・加計”なんぞ、もうどうでもいい話なのだが・・・。
 
そして“牧場長”は今回、菅内閣 Forever」の立憲民主党で出馬。経済評論家で食っていくよりも、政治家の方が何かと実入りがいいのだろうか(もしかして例の民進党の150億円が…)? 経済記事は結構面白かったので、些か残念ではある。
 
昨日(10/20)迄の情勢を聞いたが、なんと“牧場長”がやや優勢の由。共産が全力支援しているらしい。それを自民の山田美樹候補と希望の松沢香候補が急迫する展開とか。
 
最期に自民の山田美樹さん。5年前の選挙の時分にお会いしたときは38歳だった。それが今回のポスターの写り、なんか凄いことになっているみたいで…御健闘をお祈りします。
 
東京7区(渋谷区、中野区の一部、杉並区の一部、目黒区の一部、品川区の一部)
 
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前回衆院選までは渋谷区、中野区で構成されていたが、今年の区割り変更で複雑に入り組んでしまった区域である。
 
ここはあの年金のおっさん、長妻昭候補が異常に強い。民主党時代からの狂信的支持者(ちょっとでも疑問を口にすると、突然罵詈雑言を浴びせてくる奴とか)や、白痴市民民主党政権はよくやったから評価すべきだとか、安倍の頭の下げ方が足りないとか、国民が温かくリベラル(その実態は極左)野党を育ててゆくべきだとか言っている連中)が多数生息している特殊地域。
 
※ちなみに東京23区は、「ハイソ」階層が多いとされる世田谷や渋谷、杉並、目黒、大田区西部など西南部地域に旧民進党や左翼を支持する連中が多い。高学歴者が必ずしもまともな判断力を持っているとは限らないという好例である。
 
昨日(10/20)迄の情勢は、やはり長妻優勢。共産党や社民も長妻に乗っているらしい。自民の松本文明候補は今回も苦戦中、希望の荒木候補は浸透不足の由。
 
個人的感想だが、長妻だろうが誰だろうがその前に、初対面の俺にいきなり「民進の政策にケチつけるな!謝れ!」とキレる狂った年輩有権者たちを消滅させてほしい選挙区である。
 
<その他の東京困った選挙区>
東京5区(目黒区の一部、世田谷区の一部)
昨日(10/20)迄の情勢は、若宮健嗣候補(自民)と手塚仁雄候補(立憲)が拮抗。自民から希望に鞍替えした福田峰之候補は浸透不足で苦戦。
 
福田氏は元々神奈川8区(横浜市青葉区緑区)だった。異常に強い江田憲司と毎回対峙して苦杯をなめていたのだが、今回の希望ブームに乗っかり“脱出”したかったのかも知れない。しかし小池の「リセット」に乗った結果が、自身の政治生命リセットになってしまうと、洒落にならなくなるのだが…。
 
手塚仁雄候補(立憲)はかねてより外国人参政権を推進している。在日本大韓民国民団の集会に出て、永住外国人参政権法案を早く成立させると約束した、日本崩壊を進める人物。5年前の選挙で「落選運動」のターゲットにして成功したが、また性懲りもなく出て来たか。
 
ついでだが前回、前々回と5区で出馬していた三谷英弘氏(みんなの党自民党)は、今回神奈川8区で出馬。あの江田憲司が相手なので大苦戦中の由。
 
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東京16区江戸川区
昨日(10/20)迄の情勢は、大西英男候補(自民)と初鹿明博候補(立憲)が拮抗。希望の田村謙治候補は浸透不足で苦戦(元々、静岡4区(静岡市富士市富士宮市)から出ていた人)。
 
立憲の初鹿氏は当ブログなどで再三述べているように、北朝鮮と非常に親密な関係にある。これは本人が認めている事である。彼の人となりを語る際に重要なポイントは3つある。
 
1.初鹿氏は都議会議員時代から朝鮮総連と密接な関係である
彼は平成14年に『都議会民主党訪朝団』の一員として平壌を訪問し、北朝鮮を持ち上げるレポートまで発表している。
「『北朝鮮』という呼称を私は使いません。『朝鮮』もしくは『共和国』と呼ぶように心がけています。」
と公言(彼は北朝鮮に関する部分をHPから削除している)。
※但し、ここで魚拓を閲覧できます→http://www.geocities.jp/hatsushika_1/ )
 
さらに初鹿氏は日頃から朝鮮総連の機関紙『朝鮮新報』に頻繁に登場している。
その主張は、●日朝国交正常化推進●朝鮮学校に税金を投入すべし
等々、北朝鮮の代弁者と言っても過言ではないもの。
 
2.一般市民を平然と罵倒
彼が都議会議員時代の平成187月に、有名ブロガーであるmumur氏が北朝鮮のミサイル発射に関して彼に電話取材したところ、mumur氏を侮辱し何度も罵声を浴びせるという蛮行を演じ、インターネットユーザーの間で一躍有名になった。
 
暴言の詳細については上記、mumur氏のブログをご参照して頂きたい。
  ↓
『(都議会議員初鹿あきひろ先生応援サイト)mumurブログ』
 
3.彼自身が二重国籍ではないのか?
になるこの件については2009年に旧・「賭人がゆく」ブログにて論じたことがあったが、運営の産経新聞社がブログサービスを止めてしまい、私のブログも消滅してしまったので(アーカイブ化も失敗)、自分で書いた詳細を忘れてしまった。
 
念に官報を調べ直せばなんとかなりそうだが、如何せん時間も金も無いというのが困ったものである。根拠資料も前のノートPCが壊れて消失してしまい、記憶を辿るしかない。
 
球市民的な主張の初鹿明博氏は昭和44年生まれ、東京都江戸川区出身であるのは間違いないが、問題は父親である。名前や人となり、出身地がまったく不明。
 
子に入ったとかだと手掛かり無しだが、もし時間があれば、「昭和30年」の官報の帰化欄を調べてみたい。ただし帰化が確認できても、向こうの国籍を離脱したかどうかは国が国だけに確認不能である。
 
手く確認できたとして次の問題は、向こうの法律では国籍離脱していない者の子供は自動的にその国の国籍を有するかどうか?という点である。これも確認を取るのが困難ではある。もしかしたらご本人はそれに気づいて、自分自身で帰化していたりして。
 
索を進めればきりがないものの、本人はともかく親の元々がアレだからこそ、今までの言動が腑に落ちてくるという可能性だってある。やはり議員出馬する者は、その出自を選挙民に明示すべきであろう。それから読者の皆様、「何処の国か」はご推察あれ(3.の上記文中から考えて頂きたく)。
 
昨年、民進党時代の初鹿氏は二重国籍を容認せよ」と主張。
それも自身の問題があるからこその主張ではなかろうか。
 
私としては、こんな政治家を当選させている選挙民が東京16区に存在している事自体が驚きである。
 
東京23区(町田市、多摩市の一部)
 
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先週までは小倉将信候補(自民)と伊藤俊輔(希望)が拮抗していた。ところが、15日のJR町田駅前(目の前に東急ハンズニトリがある)に於ける小池都知事の応援演説から流れが変わり、昨日(10/20)迄の情勢は小倉候補がやや優勢。
 
その小池発言→東急ハンズニトリには、いろんなものが売っていますー。でも、ちょっと品揃えに足りないものがある。それは希望が売ってなーい」
 
これに対する東急ハンズのツイートが、
 
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小池氏の自爆失言に、その場で聞いていた人も、大方のネット民も呆れ返っている模様である。
 

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