今回の参院選、筆者の選挙応援活動は始めから小規模だったことに加えて安倍晋三・元首相が斃れたことによるショックが大きかった。従って個人として推薦した候補の勝敗は8勝0敗という選挙結果にも関わらず、意気消沈状態である。
◎神奈川選挙区
まず地元の神奈川選挙区、ここは改選定数4に加えて補選1(任期3年)のため、今回当選枠は5人。そこに計22名が争う選挙だった。
主な政党候補は(敬称略)、↓
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・公明: 三浦信祐(現)
・維新: 松沢成文(元)
・立憲: 寺崎雄介(新)、水野素子(新)
・共産: 浅賀由香(新)
・国民: 深作ヘスス(新)
・社民: 内海洋一(新)
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筆者が知己に推薦を出した候補は、自民・三原じゅん子(現)、浅尾慶一郎(元)の各氏で、結果は二人とも当選。
但し恒例の「選挙賭博」はかなり外した。
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- 予想(7/7時点)
(順位) (候補名) (オッズ)
1 三原じゅん子 1.3
2 三浦信祐 1.6
3 浅尾慶一郎 1.7
4 松沢成文 2.3
5 浅賀由香 2.9
6 水野素子 3.1
↓
- 結果
(順位) (候補名)
1 三原じゅん子
2 松沢成文
3 三浦信祐
4 浅尾慶一郎
5 水野素子
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松沢成文の2位は意外だった。そもそも神奈川補選1(任期3年)は昨年この人が任期を途中で投げ出して、IR・カジノで揺れる横浜市長選に出馬したのが原因。話題性があればダボハゼの如く喰い付いてゆく政治姿勢は感心したものではないのだが、神奈川県民はそれを許容したという結果がこれである。
また立憲の寺崎、水野は共倒れになって共産・浅賀が浮上すると見たが、選挙戦後半で立憲選対が寺崎を見捨てて水野に絞るという前代未聞の酷いことをしたため、辛うじて水野が滑り込んだ。思うに神奈川選挙区は自民、公明、共産が身の丈に合った選挙戦を展開し、立憲は事前リサーチ不足を露呈したと言えそうだ。
ちなみに3位当選の公明・三浦信祐は政治家転身前、防衛大学校の准教授を務めていた。憲法改正は賛成だが、永住外国人への地方参政権付与や選択的夫婦別姓制度の導入、同性婚なども賛成の立場である。こういった公明系(公明の基本スタンスは親中、親韓)の人士が防衛や外交関係に結構いるので、我が国の舵取りは難しい。
もっとも自民党にも、碌でもない者がいる。今回全国比例で出した「えり・アルフィヤ」候補曰く、「日中間が戦争状態になったとき、日本のために戦う事ができますか?というのは差別的な質問」「日本の政治には多様性がない」…こんなのを候補者とするのだから終わっている。
◎各地選挙区
神奈川以外で筆者が応援推薦したのは以下の各氏。
- 北海道選挙区(定数3):船橋利実(新)→ 当選
- 福岡選挙区(定数3):大家敏志(現)→ 当選
北海道は民主党~立憲民主党が強いので厳しい展開だったが、船橋氏が善戦して3位当選。また福岡は前回2位の大家氏が1位当選。
◎全国区比例代表
推したのは自民・青山繁晴、片山さつき、山谷えり子、山田宏の各氏で、いずれも当選。
以上、勝ち負けで見ると8勝0敗で満足すべき結果ではあるが、冒頭述べたように安倍元首相が凶弾に斃れたために心が晴れない。この事件は思うに個人的犯行というよりも「謀殺」ではないかという疑惑があるので、別エントリーで述べてみたい。
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