賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

今月の歌「生まるれば遂にも死ぬるものにあれば今生なる間は楽しくを有らな」

 

先週の安倍晋三・元首相暗殺事件以来、どうも心が晴れない。しかし悶々としていても仕方ないので15日(金)に千代田区霞が関山口県東京事務所を訪れ、安倍氏の遺影の前で追悼の記帳を行った。

 

山口県東京事務所(東京都千代田区霞が関3-3-1 尚友会館4階)

 1 記帳台の設置期間:7月22日(金)まで(土日、祝日を除く)

 2 受付時間: 午前9時30分~午後5時30分まで

 

人生は人それぞれにいろいろな事が起きる。そして人生の終わり方もまた、人それぞれである。大抵は病死や老衰だろうが、安倍氏のように不慮の出来事で人生終わる事もある。

 

筆者があの事件で思い浮かんだのは、この古(いにしえ)の一首だった。

 

「 生まるれば遂にも死ぬるものにあれば

今生なる間は楽しくを有らな 」

(この世に生れれば結局は死んでしまうのだから、生きている間は楽しく過ごしたいものだ)

 

これは万葉集巻三に載っている、大伴旅人奈良時代歌人、政治家)が詠んだ歌である。

 

残念ながら人生いつ終わるのか、そしてどのような死に方をするのか、それは神様から知らされてはいない。それ故に「人生は1日1日を大切に生きなければならない」とよく説かれ、これは私も頷ける。

 

しかしその上で、人生やはり楽しく生きるべきだと思うのである。

 

還暦迎えた筆者は期するところがあり、これからは自分の好きなこと・楽しいと思えることだけをしようと考えている。

 

そう、安倍氏と同じ長州の高杉晋作ではないが、

「おもしろき こともなき世に おもしろく」の精神で。

 

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