賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

市民を無視する日本共産党とお仲間たち

 
一昨年の平和安全法制関連2法案、所謂『安保法案』が成立した際、当時の民進党日本共産党が狂ったように「戦争法案」「戦争法案」「戦争法案」「戦争法案」・・・この連呼で一般大衆を洗脳しようとしていたのは記憶に新しい(特に共産党はいまだに「戦争法案」連呼)。
 
あの時、JR四ッ谷駅前で、「戦争法案」とか「若者を戦場に送るな」とか連呼している共産党の運動員に、
 
「戦争法案というが、具体的に安倍政権はどの国と戦争をしたがっているのですか?」
 
と尋ねたが、無視された。
 
また昨年の参院選では、共産党は「最低時給を1,500円に」というプラカードを掲げていた。JR町田駅前でそのプラカードを掲げた運動員の横で、共産党の候補者が「お願いしまーす」とビラを配っていたので、それを受け取った筆者は、
 
「素晴らしいですね、ところで企業に時給1,500円を出させるだけの景気刺激策は何か考えてます?」
 
と尋ねたら、
候補者「企業の内部留保を使わせます」
筆者 「いや、だから景気刺激策は?」
候補者「 」→(通りがかった人に)「お願いしまーす」
・・・無視された。
 
そして今回の衆院選。公示日前の先々週、小田急新百合ヶ丘駅前で共産党の候補予定者らしいのと高齢の運動員10人程が、「森友、加計問題の徹底追及」云々と連呼しながらビラを配っていた。それを受け取ったら「ありがとうございまーす」と言うので、
 
「森友加計はいいかげん飽きたわ。早く安倍が加計からワイロ受け取った証拠を出してよ。あるんでしょう?」
 
と尋ねたら、またまた無視された。
 
共産党は日ごろ、「市民の声を都政に、国政に」云々と演説しているくせに、その市民の質問にロクに答えられんのか。
 
以前から述べているように、20世紀は共産主義社会主義が世界を席巻した時代であった。一度は共産思想に惹かれるのが当時の知識人の常であり、それが一種の時代精神ともなっていた。共産主義は理想主義の一種として各種民主主義の範疇の中で論じられていたが、それが実はファシズムの一種だったことが判るのは世紀末になってからであった。
 
ソ連崩壊と東欧の民主化共産主義の本質が独裁全体主義の一形態に過ぎなかったことが露呈し、西側先進諸国では共産党勢力が激減した。しかし我が国では戦前の流れを汲む左翼勢力(特に知識層の中のマルキスト)が淘汰されなかったため、共産主義に対する厳しい追及がなされないまま、今日に至っている。
 
日本共産党が現在でも一定の党員数を保持し、そして自らを「民主主義政党」「リベラル」と偽装できるのも、それ故である。偽装、まやかしを常としているから、利用できる相手を見るや、例えば「国民連合政府」とかの使い古された詭計を連呼して選挙協力する。
 
今回の選挙では、共産党立憲民主党の候補や民進党系無所属候補に選挙協力している。
 
ファシズム政党が「リベラル結集」と唱えていることはナンセンスの極みだが、その共産党に協力してもらう立憲や民進系候補はもっと酷い。「民主主義」「リベラル」云々の台詞がすでに、国民を騙しているのであるから。
 
市民を無視するファシズム政党=日本共産党と、そのお仲間=立憲や民進系候補へ一票を投じるという行為は、自らの首を絞めるのと同じことなのである。
 

… … … … … … …… … … … … … … … … …

ブログランキングに登録しています。エントリーを書く励みにもなりますので、応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。

… … … … … … …… … … … … … … … … …