非業の死を遂げた安倍晋三・元首相に対して、最高位の勲章と共に位階「従一位」が追賜された。
時事通信7月11日配信記事↓
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故安倍元首相に最高位勲章 戦後4人目
(https://www.jiji.com/jc/article?k=2022071100763&g=pol)
政府は11日の持ち回り閣議で、8日に死去した安倍晋三元首相を従一位に叙するとともに、最高位の勲章である大勲位菊花章頸飾を贈ることを決めた。併せて大勲位菊花大綬章も授与する。戦後、大勲位菊花章頸飾を受章するのは首相経験者の吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘各氏に続いて4人目。いずれも死後の叙勲。(以下略)
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過去の従一位に叙された人物の大多数は関白クラスの公卿と足利将軍家、徳川将軍家の征夷大将軍経験者が占める。明治から戦前は華族制度の下、維新の元勲や有力大名家の当主らで爵位が公爵、侯爵に贈られた。
また吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘の各氏は生前既にそれぞれ正三位、従四位、従六位に叙位されていたので、死後の従一位親授は昇叙ということになる。ところが安倍晋三氏は無位からの従一位親授で、これは異例中の異例。明治以前でも前例は少ない。
そして古代から近世にかけて従一位を贈られた有名人を挙げると、
・藤原道長
・平清盛
・足利尊氏
・豊臣秀吉
・徳川家康
人は死して後に真価が判ることが多い。無位だった安倍氏はこれら錚々たる面子と肩を並べるに足る存在であった。
安倍氏の死は我が国の損失ではあるが、心ある政治家と日本国民が氏の志(こころざし)を受け継いで進むのみではないだろうか。
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