※文中敬称略
小池はその光景に、「民進党では、こうやっていたんだなと客観的に拝見させていただいた」と呆れ返っていたそうである。
長島もとうとう焼きが回ったか?
主義主張は人それぞれある。しかしながら左右を問わず「人」として最も恥ずべきことは、選挙と云う“戦闘中”に自陣営を批判し、さらには乗っ取りを企てるという「裏切り」行為である。
夫々の選挙区で一票投じた選挙民がこの事実を知らなかったとしたら、それは彼らの選挙民に対する裏切りでもある。しかし選挙民がそれを周知の上で票を投じていたとしたら、彼らは議員同様の「人でなし」ということになる。
このような玉木、田嶋、小川ら民進党“外道”議員らは、数の力に任せて小池を舐め切っているように思える。しかし、連中はやがて小池のしたたかさを思い知ることになるだろう。
以前から述べているように、小池の政治手法は従来の日本的な政治とはかなり異なった、例えて云えば「中東的政治」を展開してゆく筈である。
おそらくは、かつてのアラブ連合共和国初代大統領ガマール・アブドゥル=ナーセルの権力掌握手法や、トルコ共和国の初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルク(ケマルパシャ)の手法をお手本にした行動をとるであろう。
そんな本格派の小池に対して、鵺(ぬえ)の如き民進党外道議員らが敵う筈は無いと筆者は予想している。25日の両院議員懇談会で責任転嫁の不平不満をぶちまけた議員一人ひとりの根底を小池は頭にメモった筈だ。
やがて彼らは、そのツケを払うことになるだろう。
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