賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

民進系外道も小池の餌食に

 
※文中敬称略
 
25日に開催された希望の党の両院議員懇談会。民進党出身者たちが延々3時間、小池代表への不平不満と批判、そして希望の憲法改正・安保政策を改変させようとする発言をくだくだ述べ続けていた由。
 
小池はその光景に、民進党では、こうやっていたんだなと客観的に拝見させていただいた」と呆れ返っていたそうである。
 
そして長島昭久が何を血迷ったのか、香川2区の玉木雄一郎を暫定執行部の共同代表に推薦。その理由が、「玉木なら安倍首相と論戦で負けない。旧民主党イメージもない」(www)と。
 
長島もとうとう焼きが回ったか?
 
玉木は前の国会で加計学園の件を追及するも、反対側の香川県獣医師連(日本獣医師政治連盟の地方組織)から献金を受けていた事実が発覚。終いには「加計を白紙にしませんか?」と本音を露呈した阿保。
 
しかも玉木は選挙中から希望の党をまず民進党色に染める」と、あからさまに希望の党乗っ取りを公言している。
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筆者が選挙期間中にTVで見た限りでは、玉木同様に“希望乗っ取り”を公言していたのが、千葉1区の田嶋要香川1区の小川淳也。彼らの態度は、小池希望に一票を投じた国民に対する背信行為以外の何物でもない。
 
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(千葉1区の田嶋要(左)と香川1区の小川淳也
 
主義主張は人それぞれある。しかしながら左右を問わず「人」として最も恥ずべきことは、選挙と云う“戦闘中”に自陣営を批判し、さらには乗っ取りを企てるという「裏切り」行為である。
 
夫々の選挙区で一票投じた選挙民がこの事実を知らなかったとしたら、それは彼らの選挙民に対する裏切りでもある。しかし選挙民がそれを周知の上で票を投じていたとしたら、彼らは議員同様の「人でなし」ということになる。
 
このような玉木、田嶋、小川ら民進党“外道”議員らは、数の力に任せて小池を舐め切っているように思える。しかし、連中はやがて小池のしたたかさを思い知ることになるだろう。
 
以前から述べているように、小池の政治手法は従来の日本的な政治とはかなり異なった、例えて云えば「中東的政治」を展開してゆく筈である。
 
おそらくは、かつてのアラブ連合共和国初代大統領ガマール・アブドゥル=ナーセルの権力掌握手法や、トルコ共和国の初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルク(ケマルパシャ)の手法をお手本にした行動をとるであろう。
 
そんな本格派の小池に対して、鵺(ぬえ)の如き民進党外道議員らが敵う筈は無いと筆者は予想している。25日の両院議員懇談会で責任転嫁の不平不満をぶちまけた議員一人ひとりの根底を小池は頭にメモった筈だ。
 
やがて彼らは、そのツケを払うことになるだろう。
 
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