賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

ウマルもといニダール安田の珍会見

 
ウマルもといニダール安田氏の記者会見を動画で見た。
 
とりあえず判ったのは、
 
・安田氏は意外にまとも
・しかし周囲にまともな振付師がいなかった模様
・改めて、擁護していた連中のイカれっぷりが浮き彫りに
 
それにしても、である。
 

当初語っていた「地獄の監禁生活」との整合性がまったくとれていない珍会見だったとしか言いようがない。

 
筆者は19歳の時分、肺気胸を患い4ヶ月入院したことがあった。その間、手術2回。複合要因で歩行も困難になり、病院内の移動手段は車椅子だった。
 
二回目の手術後、退院までリハビリに3週間要した。退院後もしばらくは歩くのがしんどかった。脚力だけでなく腕や肩の筋肉も落ちてしまった。筋力は1日使わないだけでも落ちると聞いていたが、身をもって痛感したのを覚えている。
 
そんな自分の体験からすると、ウマル安田もといニダール安田氏が当初3年4ヶ月も24時間身動き禁止の監禁状態だったと言っているのに、機内~成田空港到着まで足取りもしっかりとした様子がTV画面に映っていたのには驚いた。
 
しかしこの記者会見ではご自分で、
 
「監禁中は部屋にテレビがあり衛星放送を16時間見ることができた。食事は彼らと一緒の物を食べることができてスイーツとかも食べた。携帯も受信したので都市に近いと思われる」
 
などなど意外な厚遇を白状していたので、体力・筋力は維持できていたのだろう。
 
そして最大の謎は、安田氏を拘束していた“武装組織”とはいったい誰だったのか・・・という点。
 
拘束していたといわれる「ヌスラ戦線」は現在「タハリールアルシャーム機構」(HTS)と名称を変えて活動しているが、安田氏に関してHTS
安田純平の拘束に関わってないし、解放されたニュースはテレビを見て初めて知った」
という内容のコメントを発表している。
 
この点について安田氏からの説明は無く、また質問した記者もいなかった。
 
一体、どうなっているのか?
 
 

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