賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

平和条約の為に北方領土奪回演習を

 
クラウゼヴィッツ曰く、「戦争は政治(外交)の延長である」。
 
この伝でゆけば、外交の焦点に在る地域に於ける軍事演習とはまさに、自らの政治目的を果たすための一手段であり、政治に従属している軍事力の有効活用と言えるだろう。
 
ロシアは北朝鮮よりは賢いから、あからさまに我が国を敵視する旨公言はしないものの、あり余る軍事力をこのように外交の一手段として使っている。
 
読売新聞312日配信記事↓

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国後などでロシア軍事演習、日本揺さぶる狙いか
【モスクワ=工藤武人】インターファクス通信によると、ロシア軍の東部軍管区は12日、北方領土の国後・択捉両島で、500人規模の軍事演習を開始した。日露両国が平和条約交渉を進める中、北方領土でのロシア軍による軍事演習への反対を表明してきた日本側を揺さぶる狙いがあるとみられる。(以下略)

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ロシアとしても「日ロ平和条約」締結の機会を自ら潰す手は無い筈である。彼らは単に最大のメリットと最小のデメリットを希求して、軍事演習と云う選択肢をとったに過ぎない。
 
対する我が国が日ロ平和条約を進めるために為すべき手は何か?
 
それは当ブログで再三述べているように、国後島の対岸の根室市から知床に至る根室海峡各地域において、陸海空自衛隊による「島嶼(つまり北方4島)奪回総合演習」、これをバンバンやることだ。
 
または“事故”と称してロシア軍基地のある択捉島近海にトマホークミサイルをブチ込んでやるとか、ロシアに対しては実力行使をチラつかせながら交渉するのが正しいのである。
 
向こうに“配慮”する必要はない。“配慮”すればするほどロシアは図に乗ってくるのは判り切っているからだ。
 
お互い握手し談笑しながら、テーブルの下ではドスの刺し合い。
これが立場を異にする主権国家同士の正しい外交交渉ではないのか。
 
とにかく、日本の「意志」を自衛隊演習にかこつけて明確に示すこと。
 
話はそれからだ。
 

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