日ハムが去った札幌ドーム、減収対策としてコンサート誘致のために「新モード」改造を実施するなど市の強気の姿勢とは裏腹に赤字拡大必至の状況になっている。
そんな札幌ドームでは1日から「下水道展」が開催されている(~4日まで)。主催者は公益社団法人 日本下水道協会。
※「下水道展」公式サイト
(https://www.gesuidouten.jp/ )
これは下水道技術と関連領域の展示会で国内最大規模。基本は毎年開催(※2020年のみコロナ禍のためバーチャル開催)で会場も全国各地を転々としている。
(過去の開催実績)
2022年:東京ビッグサイト
2021年:インテックス大阪
2020年:(バーチャル)
2019年:パシフィコ横浜
2018年:西日本総合展示場(北九州)
2017年:東京ビッグサイト
2016年:ポートメッセなごや
いずれも大型展示会場として名の知れた施設である。
ところが札幌市には札幌ドームと同じ市の外郭団体で「アクセスサッポロ」というコンベンション施設があり、5000m²の大展示場を有し既に各種のイベント・見本市・展示会・コンサート・集会など多数の実績がある。
「下水道展」のような業界イベントは順当にいけば「アクセスサッポロ」開催が妥当なのだろうが、札幌市としては苦境のドームを何とかしたいのでなりふり構わず誘致したのだろう。
後はコンサドーレ札幌の集客力と8/26(土)予定のB’zのコンサート、それに高校野球の北海道大会や道内社会人野球予選とかに頼るしかないようだ。自業自得とはいえ悲哀が漂っているのは「何だかなぁ~」としか言いようが無い。
さて、「下水道展」に話を戻すと、このイベントは業界関係者だけでなく一般市民が見て回っても結構楽しいものである。筆者も昨年の東京ビッグサイトや4年前のパシフィコ横浜での開催の際に訪れたが家族連れの来場者が3~4割もおり、特に小中学生が多かった。夏休みの自由課題のネタとして絶好なイベントではある。
また意外に存在する「マンホール蓋」マニアや「マンホールカード」コレクターにとっては全国のレアものに遭遇できる絶好のチャンスらしい。
(ご参照)
当ブログ2018年3月2日エントリー
< 密かなブーム、ご当地マンホール蓋 >
(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/16110852 )
「下水道展」自体が北海道で開催されるのは珍しいので、札幌および近郊の方でご興味があれば往訪をお薦めする次第である。
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