賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

周庭さん亡命発言に香港政府発狂

 

3年前の香港民主化運動で逮捕・実刑判決を受けた民主派政治活動家の周庭さん(27)が釈放されて2年半経つ。

 

※周庭さんは香港の民主自決派政党「香港眾志」(Demosistō,香港衆志、10代20代の若者主導による政党だったが当局の弾圧により2020年6月に解散)創立メンバーで副秘書長だった。

 

この間彼女は情報発信していなかったが現在カナダに滞在中であることが判り、テレビ東京の訪問を受けた由。

 

テレ東BIZ 12月4日11時13分配信記事

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香港の民主活動家 周庭さん「香港に戻らない」

(https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/hiru/news/post_286847 )

香港の民主活動家の周庭、アグネス・チョウさんが、現在カナダに滞在していることがわかり、テレビ東京の単独インタビューに応じ、「香港には一生戻れない」と胸の内を明かしました。(以下略)

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またテレ東の別のニュースではこの2年半の間に彼女が香港政府・警察からどんな仕打ちを受けたかについても報じられている。

 

テレ東BIZ 12月4日0時59分配信記事

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周庭(アグネス・チョウ)氏 「事実上の亡命宣言」か

(中略)

カナダへの留学の前には、香港の反政府運動などを取り締まる国安担当に、過去の政治活動への後悔や、今後二度と政治活動に参加しないことなどを表明する「懺悔書」の提出を求められたとしています。また、国安担当が同行する形で中国の深圳で愛国主義の展示会などを見に行かされたのち、香港では警察への感謝や偉大な中国の発展を理解したことを誓う文書の提出を求められたとしています。その際にも、パスポートが返ってこない可能性などもあり「とにかく恐怖だった 」と明かしました。さらに、民主活動を抑制した「香港国安法」が施行されて以降のこの3年間について、弾圧によって「精神的な病になっていた」と沈黙を貫いていた期間の心境についても初めて触れました。

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周さんの告白で暴かれた「逮捕→釈放」された民主活動家へのその後の香港政府=中共の民主弾圧手口は、かねてより筆者が複数のチャンネルから聞かされていた内容とほぼ一致している。

 

そして悪辣なやり口をバラされた香港政府・警察は只今猛烈発狂中。

 

(香港)yahoo新聞12月4日配信記事

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周庭流亡|港府發聲明全力追捕 周庭接受加媒訪問:無悔過往政治行動

(https://hk.news.yahoo.com/%E5%91%A8%E5%BA%AD%E6%B5%81%E4%BA%A1%EF%BD%9C%E6%B8%AF%E5%BA%9C%E7%99%BC%E8%81%B2%E6%98%8E%E5%85%A8%E5%8A%9B%E8%BF%BD%E6%8D%95-%E5%91%A8%E5%BA%AD%E6%8E%A5%E5%8F%97%E5%8A%A0%E5%AA%92%E8%A8%AA%E5%95%8F%EF%BC%9A%E7%84%A1%E6%82%94%E9%81%8E%E5%BE%80%E6%94%BF%E6%B2%BB%E8%A1%8C%E5%8B%95-074457781.html )

(中略)

警方:強烈譴責公然挑戰法紀的不負責行為

警方今早(4日)出稿回應,不點名稱有人在社交媒體表示不會按時向警方報到,「警方強烈譴責這些公然挑戰法紀的不負責行為」,又呼籲當事人「懸崖勒馬」,「不要選擇走一條不歸的路,一生背負『逃犯』之名。」對於周庭提及曾被國安「陪同」返內地,以換取發還護照到加拿大一事,警方沒有回應。

(中略)

政府:會全力打擊,追究到底

政府就事件發出聲明,指危害國家安全是極度嚴重的罪行,會全力打擊,追究到底。任何逃犯都不要妄想潛逃離港就可以逃避刑責。逃犯除非自首,否則會被終身追捕。勸喻周庭回頭是岸,與警方合作,為自己的行為負責,改過自新,否則將泥足深陷,後悔莫及。(以下略)

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香港人が亡命の意思表示をしたら香港「国家安全法」違反…などという条文は無いがしかし、香港政府が「違反」と考えたら何とでも解釈出来るということだ。つまり現在の香港は三権分立どころではなく中国そのものの政治体制であると自ら曝け出しているのである。

 

当ブログでも度々繰り返してきたように中共国際公約として唱えてきた「一国二制度」は既に中共自らが崩壊させてしまっている。それでもまだ香港政府=中共は香港が「高度な民主体制」のままで「一国二制度」が続いていると噴飯物の主張を続けているのだから、呆れ果てる外ないだろう。

 

さて、周さんの亡命が実現したとしても油断は禁物である。全世界に張り巡らされた中共の秘密警察網は当該国の主権なんぞ無視して言う事を聞かない香港人(中国人)への監視・迫害を実行するだろう。他国で拉致して中国に強制連行した実例もある(香港「銅鑼湾書店」関係者拉致事件など)。

 

特にスパイ防止法の無い日本などは一番危険で、中国に内通する馬鹿者(パヨク人士や親中派政治家ら)が中国の手先となって弾圧に協力したとしても驚くには当たらない。

 

周庭さんは今回日本語でインタビューに応じたように日本文化への造詣が深いものの、当分は来日しないほうがよいと思う。何故なら過去に彼女と接点があった日本側の関係者は筆者の知る限り、親中的な左翼系人士ばかりだったからである。

 

香港人の苦境には同情を禁じ得ないものの、私たち日本人が先ず取り組むべきは国内の様々な分野でスパイ行為を行う外国人&協力日本人を明確に摘発し処罰できる法整備ではないだろうか。

 

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