賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

香港デモは厳しい局面を迎えた

 
 
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(香港立法会議会ビル、筆者撮影)
 
香港立法会議会ビルにデモ隊の一部が乱入し破壊活動に及んだ件で、「逃犯條例」改悪反対デモは厳しい局面を迎えた。
 
(香港)蘋果日報72日配信記事↓
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對峙8小時  警先棄守後清場
示威者佔領立會
【本報訊】整個6月連場反送中惡法抗爭運動,民間提出的訴求被林鄭政權完全蔑視,她同時連日「龜縮」拒對話,終令抗爭青年不滿情緒爆,繼針對7.1回歸升旗禮發動抗爭後,無力與望籠罩驅使他們把行動全面升級,發動衝擊立法會大樓行動,立法會傍晚首度發出紅色警示。不過,駐紮立法會的大批警力未有提升防衞,晚上反而突然撤走,示威者旋即佔領立法會會議廳,並大肆破壞,有人在牆上噴上「釋放義士」、「林鄭下台」等標語。政府發言人稱,對有人以極端暴力衝擊立法會大樓的行為,予以強烈譴責;泛民主派立法會議員透露,昨晚曾向林鄭月娥提出緊急會面,但被特首辦以特首事忙為由拒。(以下略)
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(立法会議事堂内での筆者、2015年5月訪問)
 
暴徒化した連中は香港島ビクトリア公園に集まった正規のデモ隊が出発する前に、地下鉄駅で2駅離れている金鐘の立法会議会ビル前にたむろしていたのだから、「デモの余勢」ではなく初めから破壊活動をやらかす気まんまんだったのだろう。
 
しかも彼らは揃いの黄色&白色ヘルメット姿で、明らかに組織化されていた。ところが急進的民主勢力各派からは未だ何の声明も出ておらず、その正体は不明である。
 
思い出されるのは5年前の雨傘運動の終盤時期での、今回と同様の事件である。
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当ブログ2014 11 20日エントリー、
 
あの時も結果として香港政府と北京を利する結果に繋がったが、おそらく今回も同じことになる。もっとハッキリ言うならば、立法会議会ビルに突入し破壊活動をした連中は北京の手先であろう。
 
そう考えると、事前に展開していた香港警察が暴徒乱入を阻止せず簡単に許したことの不可解さも納得がゆく。
 
香港市民の内部分裂と北京の介入を画策したと思われる本件、国際社会は中共の香港封殺の手段を見極めて対抗措置をとるべきである。
 
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