G20を終えたトランプ米大統領が板門店訪問、そしてまさかの米朝首脳面会である。
唐突にも思えるトランプ氏の行動、しかし兵法の観点では実に理に適っている。
『孫子』に曰く、
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およそ先に戦地に処りて敵を待つ者は佚し、後れて戦地に処りて戦いに趨く者は労す。故に善く戦う者は、人を致して人に致されず。
(『孫子』虚実篇)
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『孫子』が説いているのは、主導権を取ることの大切さである。
今回の米朝首脳の面会もその裏では事前の周到な根回し(無論、韓国抜きで)があったのは当然として、それを国際的“サプライズ”化して主導権を取るにはどうすればよいかを米首脳部は図ったに違いない。
膠着化したかの観があった米朝交渉だが、今回の米朝会談でトランプ氏は局面打開の主導権をいつでも取れると内外に示した。
北が決断を迫られるのはそう先のことではあるまい。
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