池袋で脱法ハーブ吸引者が車を暴走させて8人が死傷した事件、東京地検は名倉容疑者を「精神鑑定」のため2ヶ月間留置する由。
産経新聞7月7日朝刊記事↓
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脱法ハーブの影響確認のためか、容疑者を精神鑑定へ 東京・池袋の暴走事故
東京・池袋の繁華街で車が暴走し、8人が死傷した事故で、東京地検は7日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で送検された名倉佳司容疑者(37)の鑑定留置を東京地裁に請求し、認められた。期間は約2カ月間。
名倉容疑者は意識がもうろうとした状態で逮捕され、「脱法ハーブを吸った。事故の記憶はない」と供述し、東京地検は精神鑑定で責任能力の有無を調べる必要があると判断した。当時の心身の状態が病気などではなく、脱法ハーブの影響によるものであると確認するとみられる。名倉容疑者は「以前にも池袋で脱法ハーブを買い、吸ったことがある」と供述しており、常用していたとみている。(以上引用)
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同じ「精神鑑定」でも脱法ハーブ犯などは氏名を公開される一方、「アンネの日記」を破損した犯人は名を伏せられたままである。
それが如何なる理由なのか、未だ私には全く理解できない。
或いは、このような理屈をつける者もいるだろう。
「池袋の事件は死人が出ているが、アンネの日記破損事件は誰も死んでいない」
では、5日夜の東京・北区で起きた事件はどうか?
脱法ハーブ吸引者の車がバイクとタクシーに衝突、しかし軽傷3人で死亡者無し・・・という、(語弊を恐れず言ってみれば)そこらに転がっている交通事故の軽接触事故と大差ない話だが、北野容疑者は氏名を公表されている。
これも「精神鑑定」が必要ではないのか?
そして、鑑定結果が出るまでは被疑者の人権(この場合は氏名の公表)は守られる筈ではないのか?
「与えた影響」の大きさでは、どう考えても「アンネの日記破損事件」の方が世界的で大きい。しかし犯人の氏名は最初から伏せられたまま、不起訴となってしまった。マスコミだけでなく、司法と政治サイドが噛んでいるからこそ、最後まで隠蔽できたとしか思えない。
そして日頃、「人権」を声高に叫ぶ人たちが、
「アンネの日記破損犯人は精神鑑定で氏名を公表されなかったのだから、脱法ハーブ吸引で精神鑑定の容疑者の氏名も公表するな」
と唱えているという話は寡聞にして存じない。
これは犯罪在日の「通名」報道にも共通している、我が国に蔓延る悪しき慣例とでも言えようか。絶対に改めてもらわねばなるまい。
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