賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

香港の命運に無関心でいられるか?

 
 
イメージ 1
(香港・金鐘の民主派占拠地域にて、先週撮影)
 
※ 香港『蘋果日報』の「雨傘革命」サイトで、最新記事を配信中!
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昨日(10/22)、国会裏の衆議院議員会館内での首都圏各自治体議員有志の会合において、K都議と共に先週の香港訪問の報告をさせて頂いた。中山泰秀・外務副大臣にもお越しいただき、仲々の盛況であった。
 
プロジェクターを使って当ブログでご紹介している写真を中心に解説したが、議員の皆さんはマスコミ映像とは違う「生」の現場状況に少なからず衝撃を受けていたようであった。
 
海外事情にかなり詳しい議員さんたちですら香港の現状に対して十分に把握されていないのだから、日本国民一般は推して知るべし。香港の学生たちが各所を占拠している…という日本マスコミの報道に、「現状に不満の若い連中が暴れているのか?」といった程度の理解だったとしても不思議ではない。
 
無関心という点で甚だしいのが週刊誌や月刊時事・政治誌。これは以前のエントリーでも書いたが、どれもこれも香港の現状についてまともな記事を出していないではないか・・・記者を派遣するカネが無いのか、それとも中国に睨まれたら大変だから記事自体を載せないのか。
 
中でも解せないのは保守系の月刊誌が全然触れていないこと。どれもこれも、「朝日新聞」「韓国」「慰安婦」「ヘイトスピーチ」・・・それが悪いとは言わないが、よくもまあ朝鮮絡みの話だけで盛り上がっていられるなぁ…と感心する。
 
香港の命運が何故、我が国にとって重要なのか。
 
現在、東アジアに於いて中国の膨張侵略の脅威に晒されているのは、「沖縄」、「台湾」、「香港・マカオ」、そして南シナ海に関わっているベトナムやフィリピンなどの諸国である。
 
香港の人々にとって、中共に併呑されていない台湾は最後の後背地である。台湾が失陥してしまっては、もう逃げ場が無い。台湾にとって香港は、中共の圧力を軽減させる前進基地であり、自由と民主主義の出城でもある。香港の民主勢力が壊滅してしまうと、台湾は単独で中共の圧力に抗せざるを得なくなる。その意味で、台湾と香港は“運命共同体”と言えよう。そして台湾の防衛は我が国のシーレーン確保に繋がり、沖縄・南西諸島の防衛のために不可欠である。
 
また中国は、太平洋方面に於いてはアメリカと海洋を二分して面的支配を行わんと欲し、南方では「真珠の首飾り」戦略で、東南アジアからインド洋、中東・東アフリカにかけての海洋に自らの勢力圏を確立しようと画策しているが、これは海洋自由の原則と自由貿易を旨とする西側民主主義国家にとって脅威以外の何物でもない。
 
その中共真珠の首飾り」戦略の起点は、香港。
 
公正な真の普通選挙実施のために決起した香港民主派の人々を支援してゆくことは、台湾の支援と日本・沖縄の死守に繋がり、しいては自由世界を守ることに繋がるのである。無関心でいられようか?
 
今、香港支援のために日本にいる私たちが簡単に出来ることがある。既に在日中国人数は朝鮮系を抜いてトップだが、その大半は中共支配下に置かれている。そんな彼らを反中共へと洗脳してしまえばいいのである。
 
私が既に実践した方法など、やり方は今迄散々書いて来たので、あとは皆がやるか、やらないかというだけである。
 
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