賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

【桜】戦艦『大和』と第二艦隊勇士の御霊に捧ぐ

 
戦後70年目となる今年も、我が国を代表する花である「桜」が、粛々と咲き誇る時期となった。そして古人曰く、昭和二十年春の桜は格別美しかったと。
 
昭和二十年四月一日に沖縄侵攻を開始した米軍を攻撃するため、帝國海軍は四月六日『菊水第一号作戦』を発令した。そして数多の特攻隊勇士が沖縄救援と祖国の弥栄を念じて、空に海に散っていった。
 
水上部隊も、呉軍港に停泊していた第二艦隊の旗艦『大和』軽巡洋艦『矢矧』以下の第二水雷戦隊(駆逐艦8隻)が山口県徳山港から出撃。豊後水道を南下して、沖縄を目指して進撃した。
 
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だが翌四月七日、米軍機多数の集中攻撃により、史上最大の戦艦『大和』は東シナ海に沈んだ。生き残ったのは駆逐艦雪風』、『初霜』、『冬月』、『涼月』の4隻のみであった。
 
靖國神社の桜は祖国に殉じた諸先輩方の魂を慰めるが如く、いま盛りを迎えている。
 
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(靖國神社境内にて)
 
奇しくも『大和』の姉妹艦『武蔵』がフィリピン海底で発見されて話題を集めている。引き揚げ調査云々も取り沙汰されているようだが、沈船は海の男たちの“墓地”でもある。そのままの状態で慰霊を行うのが宜しいのではないだろうか。
 
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広島県呉市の「大和ミュージアム」に鎮座する1/10スケール『大和』)
 
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