賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

マカオGPで壮絶クラッシュ発生!

 
 
イメージ 1
(空飛ぶクラッシュマシン、インターネット実況より)
 
16日エントリーの65マカオグランプリが昨18日に決勝戦を迎え、筆者はインターネット実況中継で観戦していたのだが、トリのF3(フォーミュラー3)決勝戦において、近年稀にみる壮絶なクラッシュが発生した。
 
まず1周目、最初の難所である「リスボア・ベンド」(右へ90度の直角コーナー)で1台が曲がりきれず壁に激突。そこに後続車5台が次々衝突し、イエローフラッグ=追い抜き禁止の一時中断状態となり、セーフティカーが導入された。
 
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(レース前夜の「リスボア・ベンド」と観客席。昨年筆者撮影)
 
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GT Cup予選でのクラッシュシーン。筆者撮影)
 
3周目でグリーンフラッグ=レース再開となったが、また「リスボア・ベンド」で壮絶クラッシュが発生した。リスボアの手前までは長いストレートで、どのマシンも時速280km以上から一気に減速する。
 
ところが唯一の女性選手であるSophia Flörsch(ドイツ、17歳)のマシンが時速276.2kmのまま前方のマシンに接触、イン側の縁石に乗り上げコントロール不能となり、まるでミサイルのような感じで空中を飛びながらフェンスを突き破り、特設カメラマン台に激突したのである。
 
マカオ澳門日報1119日配信記事↓(写真あり)

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    德女將炮彈飛車五傷

 (http://www.macaodaily.com/html/2018-11/19/content_1310982.htm)

【本報消息】澳門格蘭披治大賽三級方程式昨上演驚險一幕,賽至第四圈時發生罕見的“炮彈飛車”意外,該賽唯一女將、25號戰車十七德國車手佛羅絲,於葡京彎前大直路失控,勁撼前方準備入彎的31號日本車手坪井翔戰車,形成“跳台效應”,戰車如飛機起飛般凌空飛起,直插葡京彎鐵網,撞毀俗稱“堡壘”的攝影台,導致佛羅絲、坪井翔及現場工作人員、攝影師共五人受傷送院,幸無生命危險。(以下略)

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YouTubeの動画では、↓

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Macau GrandPrix 2018- F3 accident (Sophia Flörsch)

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この事故でSophia Flörschは脊椎骨折、巻き添えを喰らったトムスの坪井翔選手、特設カメラマン台にいた3人が負傷した。レースは一時中断、残り全車がピット入りし、再開したのは1地時間以上経ってから。
 
残り9周からの再開だが、レース自体のタイムリミットが迫ってきたために周回レースから時間レースに変更された。結果は1位が終始トップを維持した昨年優勝のDaniel  TICKTUM(イギリス)。
 
それにしても動画でお判りのように、死者が出なかったのが奇跡と思えるほどの壮絶クラッシュだった。
 

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