賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

今月の銘言:志村けん「ずっとカッコ悪い生き方していて、それが二十年続いたら、むしろそれは十分カッコイイことで、評価すべきなんだと思うよ」


コメディアンの志村けんさんが武漢肺炎こと新型コロナウイルスに感染して亡くなった。享年70歳。

 

誰もが知っているお茶の間の有名人が感染⇒死亡したことで日本中が衝撃を受け、国民の危機意識も“潮目が変わった”感があるようだ。

 

その一方、ネット上では「志村けんのような上級国民まで感染したか」云々のコメントやツイートを見かけるが、こんな時にも“上級国民”云々と言っているアホがいることに怒りを覚える。

 

18年前に買って以来、時々読み返している本がある。それが志村さんの著書、
                ↓
『志村流 金・ビジネス・人生成功の哲学』(マガジンハウス刊、2002年3月22日発行)

                                             

f:id:tafu1008:20200331133301j:plain

 

この中の「自分の値段を知る」という一節の文中、筆者自身の人生に照らし合わせて心に響いた箇所があった。

 

                                   … … … … … … … … … … … … … … … … … …
「ずっとカッコ悪い生き方していて、それが二十年続いたら、むしろそれは十分カッコイイことで、評価すべきなんだと思うよ。」
                                 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

 

志村さんの持ち芸は一見カッコ悪いものばかり。「東村山音頭」の一丁目ギャグから始まって、「バカ殿様」や「変なおじさん」等々。

 

しかしそんなカッコ悪いキャラを長い間続けて来たからこそ、志村さんは名コメディアンとして認知されたのではないだろうか。

 

志村さんを“上級国民”云々と揶揄している者は、カッコ悪い生き方をしたことが無いか、それから逃げ続けているかのどちらかだと私は思うのだが、如何であろうか?

 

… … … … … … … … … … … … … … … … … …
ブログランキングに登録しています。
応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。

https://blog.with2.net/link/?2009463 )
… … … … … … … … … … … … … … … … … …