賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

香港大が遂に「國殤之柱」撤去

 

当ブログでも度々取り上げている、香港大学(略称「港大」)構内にある6.4天安門事件モニュメント「國殤之柱」(英語表記:Pillar 0f Shame)が遂に港大当局の圧力によって撤去された。

 

ロイター12月23日配信記事↓

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香港大学天安門事件の追悼像を構内から撤去

(https://jp.reuters.com/article/hongkong-security-statue-idJPKBN2J209S )

[香港 23日 ロイター] - 香港大学は、1989年の天安門事件で殺害された民主化運動参加者を追悼する記念像を構内から撤去した。(以下略)

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(2015年筆者撮影)

 

この「國殤之柱」については以下の過去エントリーで記したとおり。

(2014年 9月 26日)

香港大学内の天安門事件像「國殤之柱」>

(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/13330042 )

 

その中で「返還以来17年、香港に於いても中共の政治・思想統制の圧力が日増しに強まる中で、この「國殤之柱」は大切に守られてきた。しかし、もしもこのモニュメントが香港大学構内から撤去されるならば、その時が自由民主都市・香港の終焉となるのだろう。」

と書いた通りになってしまった。

 

前にも述べた通り、「学問の自由」を掲げてはいる港大も2014年の「雨傘革命」前後の時期から中国本土(近場では広東省内)の提携各大学での単位取得を必修化にするとかで中共の影響力が浸透し始めていた。

 

そして2019年以降の民主派市民弾圧と「国安法」で香港全土は自由民主が失われてしまったのだから、港大のみならず香港中文大学(略称「中大」)など他の大学からも学問の自由や民主的な自治が消え去るのは時間の問題だった。

 

このように香港は名実ともに単なる中共の一地方都市へと向かっている。この流れは余程のことが起きない限り、変ることはないだろう。

 

その「余程のこと」とは、習近平体制の崩壊、又は中共そのものの崩壊

 

習近平はかつての「秦」の始皇帝を気取っているのだろうが、秦は15年で滅亡した。中国共産党王朝たる「中華人民共和国」は成立以来70数年、もう既に賞味期限は過ぎている。

 

何度でも言うが、

「平反六四」 ⇒ 天安門事件の被害者の名誉回復と再評価を

「結束一黨專政」⇒ 中国の一党独裁体制を終わらせよう!

「建設民主中國」⇒ 文字通り、中国の民主化を!

 

これらスローガンを全世界規模で発信し続け現代のナチス中共を潰さない限り、人類の未来は真っ暗なのである。

 

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