(以下、筆者撮影)
昨日(2月4日)東京千代田区の日本武道館において、我が国の長い歴史と伝統を持つ古武道の「技と心」を広く一般に紹介し保存、伝承、振興するため、全国各地に伝わる古武道の中から厳選した35流派による演武会、
『第47回 日本古武道演武大会』
が開催された。
開幕は例年通り「小笠原流弓馬術」演武、そして剣術・柔術・鎗術・居合術・棒術・手裏剣術・薙刀術などの諸流派による演武が続き、最後は「森重流砲術」で終了した。
幕末維新に活躍した剣術流派では、坂本龍馬も修行した「北辰一刀流」、薩摩藩の「示現流」と“人斬り半次郎”こと桐野利秋らを輩出した「野太刀自顕流」、幕府遊撃隊隊長の伊庭八郎らが有名な「心形刀流」、そして新撰組の近藤勇、土方歳三、沖田総司らの「天然理心流」といった流派が揃い踏みという豪華な演武内容であった。
また戦国時代の甲冑着用剣術を今に伝える「初實剣理方一流甲冑抜刀術」、「柳生心眼流甲冑兵法」の二流派による演武が特に目を引いた。
(柳生心眼流甲冑兵法の演武)
柔道にせよ剣道にせよ「武道」というものがスポーツ競技化している現在、元々の原点である古武術の形と心を連綿と伝えてゆく意義は大きい。設立45周年を迎えた「日本古武道協会」の益々のご隆盛を祈る次第である。
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