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日本の神社仏閣を守る技術、ロームのLED照明+無線スイッチ

 
近年、我が国の神社仏閣が不審火で全半焼する事件が相次いでいる。
 
昔なら「罰が当たる」という国民的意識が一般的だった。しかし現代は唯物論の蔓延で神仏への尊崇の念が希薄になった事も一因であろうか(それにしては毎年の寺社への初詣客数が増加しているが、それは神仏への尊崇抜きで手前の欲得だけを願う輩が増えたためか)。
 
それとも我が国に寄生し増え続けている、日本人と日本の歴史伝統に反感を持ち攻撃してやろうと企む不逞外国人らの仕業であろうか。日本における外国人犯罪者の国籍別分類で見ると、該当する民族は明らかだ。すでに対馬市で仏像を盗んだりしている前科持ちの連中である。
 
こうした憂うべき現状の中、失火等による文化財の消失を食い止めようとする動きがある。先週のニュースでは奈良県當麻寺で、ローム㈱のLED照明と無線通信技術EnOcean」を活用したスイッチシステムが採用された。我が国の寺社における初の採用例の由。
 
環境ビジネス オンライン210日記事↓
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奈良県當麻寺LED照明+無線スイッチ 配線不要で文化財保護
ローム京都府京都市)は、當麻寺奈良県葛城市)において、LED照明用スイッチとして無線通信技術「EnOcean」を活用したスイッチシステムが採用されたと発表した。このEnOceanスイッチシステムが、日本の社寺に採用されたのは初めて。
国宝や重要文化財を多数収蔵される伽藍三堂(本堂、金堂、講堂)の、LED照明用スイッチとして1月中旬に設置を完了し、電源・配線・メンテナンスが不要となり、歴史的にも価値の高い建造物を傷つけない。
EnOcean技術は、運動、圧力、光、温度や振動のわずかな変化から作られたエネルギーを利用するエネルギーハーベスティング技術をベースにしたソリューション。今回採用されたEnOceanスイッチシステムは、ボタンを押したエネルギーを電気に変換して、発生した電気で無線を飛ばし、離れた場所の照明を点灯させるもの。 (以上引用)
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ちなみに當麻寺飛鳥時代(7世紀)に創建され、白鳳・天平様式の大伽藍と金堂本尊の国宝・弥勒仏像、重要文化財・四天王立像、平安時代初期の国宝・當麻曼荼羅厨子など貴重な美術文化財を多数収蔵している古寺である。
 
ローム社によると、本技術は照明スイッチ以外にも、盗難・不法侵入防止などセキュリティへの用途に活用出来るという事なので、今後は全国の寺社における採用が期待される。
 
世界的に有名な寺社はともかく、貴重な文化財を所有しながらも余り知られていない寺社は日本中に結構存在しているものである。これらを守ることは我が国の文化伝統を守るという事であり、安倍内閣が目指すところの「美しい国」の根幹を為すものではないだろうか。
 
上記技術をはじめとする文化伝統を保護する技術の普及について、国および各自治体は速やかに検討および導入の奨励措置を開始すべきであろう。
 
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