賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

珍造語「生前退位」を撲滅すべし

 
何度も同じことを書くのは気が引けるが、全マスコミが生前退位という造語の使用について一向に反省しないので、当方も根気強く「生前退位」の撲滅と『譲位』の使用を主張するしかない。
 
既に10月19日付エントリー、
 
ここで述べたように、歴代の天皇皇位を後継者に譲り渡すという行為に対して伝統的に使われているのは「譲位」という語彙であって、「生前退位」という造語はつい3か月前にNHKをはじめとするマスコミ各社が恣意的に使い始めたものに過ぎないのである。
 
この我が国の歴史に於いて今迄存在しなかった語彙に対しては、先に皇后陛下がお誕生日に際して文書で述べられた「お気持ち」がすべてを物語っている。
 
産経新聞 1020日配信記事↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
皇后さま82歳 生前退位報道「驚きと痛み」
 皇后さまは20日、82歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、宮内記者会の質問に文書で回答し、8月に天皇陛下が「生前退位」の意向を示されたことについて理解を示す一方、新聞報道に接し「衝撃は大きなものでした」とつづられた。陛下のお気持ち表明について、皇后さまが感想を述べられたのは初めて。
(中略)
 ただ、皇后さまは、新聞の1面で「生前退位」という大きな活字を見た際、大きな衝撃を受けられたという。その理由として「歴史の書物の中でもこうした表現に接したことが一度もなかったので、一瞬驚きと共に痛みを覚えたのかもしれません」と自らの心情を振り返った一方、「私の感じ過ぎであったかもしれません」とも記された。(以下略)
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
 
既に何度も当ブログで度々述べている、
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
~伝統的語彙なども無視して、新たに珍妙な名称を定着させようとする者も出るだろう。
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
 
これを地で行っているのが、「生前退位」なる語を広めているマスコミ。
 
その目的は移民の流入と「多文化共生」やらの謳い文句の下に、我が日本国の歴史と伝統を現代と断絶させて、曖昧な国家概念による“新・日本国”へと改変することにある筈だ。
 
もっと端的に言えば、日本の植民地化を狙っている中共の片棒を担いでいるからこその所業であろう。
 
(ご参考)↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
日本会議 首都圏地方議員懇談会ブログ
草莽崛起 PRIDE OF  JAPAN
2007718,19日エントリー(筆者の寄稿)
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
 
たかが語彙ひとつと侮る勿れ。
 
歴史と伝統を破壊する珍造語「生前退位」の撲滅は、我が国を守るために必要なのである。
 
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
ブログランキングに登録しています。エントリーを書く励みにもなりますので、
応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。
         ↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …