時事通信4月11日配信記事↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
乗客引きずり降ろす=米航空の対応に批判
【シカゴ時事】米ユナイテッド航空の国内線で9日夕、搭乗便の変更要請を拒否した男性乗客が機内から力づくで引きずり出された。この時の様子はインターネット交流サイト(SNS)に投稿され、同航空の強引な対応に批判が集まっている。
この男性が降ろされたのはシカゴ発ケンタッキー州ルイビル行きの便。米メディアによると、ユナイテッド航空は、オーバーブッキング(過剰予約)で座席が足りなくなったため、便の変更に応じる乗客を募ったものの、誰も名乗り出なかった。このためコンピューターが選んだという4人に要請。しかし、医師を名乗る男性は「翌朝に診察がある」と拒否した。
投稿された動画には、男性が叫びながら座席から強引に連れ出される場面が映されている。同航空は後に謝罪。ムニョス最高経営責任者は10日、「ひどい出来事だ。何が起きたのか早急に調べたい」と表明した。(以上引用)
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
ネットにUPされた動画および他サイトでは、コンピューター抽選で選ばれたのが何故か全員アジア系、暴行されたのもアジア系医師の由。
今回のUAの事件の一番重要な点は、選ばれた4名の乗客が揃いもそろって「アジア系」だったこと。これが「黒人」とか「ユダヤ系」だったら、その背後の階層や特定団体が一斉蜂起するところだが、「アジア系」なら黙らせやすい…と向こうの経営者は考えている可能性がある。
当時、日本とパプアニューギニアとの間には直行便が無く、旧コンチネンタル航空がグアムからパプアニューギニアの首都・ポートモレスビーへ直行便を就航させていた。それに乗ってポートモレスビーへ向かった際のこと。
飛び立って暫くして機内の状況に目をやると、妙なことに気が付いた。機内前半分の座席には白人客ばかり40人ほど(白人客たちは団体さんという感じではなかった)、後ろ半分の座席には国籍不明の黒人客7人と中国系の客3人、そして唯一の日本人である私という有色人種オンリーの分布状況なのである。
どう考えても、偶然にしては出来すぎの人種別座席振り分けとしか思えなかった。
あからさまに指摘するのも憚られたので、降りがけにスチュワーデスの一人に「客のカラーがはっきりしていたから仕事がし易かったでしょう?」と冗談めかして言ったところ、その寓意を解したのか、あいまいな笑顔で「それは偶然ですよ(It's accidental)」と返されたのを覚えている。
あれはコンチネンタル側の(白人客への)配慮だったのか、どうか?
いまだに理解できない一件だった。
●今回の一件も、おそらくUAは公式見解としてこう発表する筈だ。
「無作為のコンピューター抽選で、たまたまアジア系のお客様が選ばれただけであって、他意はございません」
もしくは暴行の件だけに言及し、コンピューター抽選の件は知らん顔をするだろう。
米国は多人種国家であるが、所詮はこんなものなのかも知れない。
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
ブログランキングに登録しています。エントリーを書く励みにもなりますので、
応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。
↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …