3.11香港立法会補選～中共化を阻めるか？

本日（11日）、香港立法會議会補選（４議席）の投票が行われる。該当選挙区は、

●香港島（１）、立候補者４名

●九龍西（１）、立候補者３名

●新界東（１）、立候補者６名

●建測界（建設業界）（１）、立候補者２名

どの選挙区も実際は、泛民主派（民主派勢力）と建制派（親中国勢力）の一騎打ちとなる。

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・區諾軒氏 (獨立民主派)：現・南区区議員、元民主党員、民陣前召集人

・陳家珮氏(新民黨＝親中派)：新民党新人，南区区議員

【九龍西】

・姚松炎氏(獨立民主派)：2016年当選の建測界議員だが、当局の民主派弾圧で資格剥奪された

・鄭泳舜氏(民建聯＝親中派)：民建聯新人

【新界東】

・范國威氏(新民主同盟)：2010年創立の新民主同盟メンバー

・鄧家彪氏(民建聯)：元・工聯會メンバー、去年民建聯に鞍替え

【建測界】

・司馬文氏(獨立民主派)：オランダ系香港人、元公民党(民主派)党員

・謝偉銓氏(獨立＝無所属)：元・建測界立法會議員(2012年当選)

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中国の圧力が日に日に強くなっている香港、返還時に中共が国際公約した“港人治港”（香港人による香港統治）は危機に瀕している。

本選挙で自由と人権を守る泛民主派が踏み止まれるか、あるいは習近平“皇帝”にひれ伏すことで香港を保全しようとする建制派が議席を得てしまうのか、その選択は香港市民の良識にかかっている。

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