賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

旧民主体質「うそでもいいから固まれ」

 
久しぶりに朝日新聞のネット配信を閲覧したが、記事を出す方も記事になる方も、相変わらず安定の「朝日クオリティー」全開だった。
 
朝日新聞98日配信記事↓

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(インタビュー)安倍政権の「製造責任」前首相・野田佳彦さん

(https://www.asahi.com/articles/DA3S13669561.html)

安倍晋三首相と石破茂元幹事長の一騎打ちとなった自民党総裁選が告示された。安倍氏優位は揺るがず、超長期政権が続くのか。もとはといえば、あの党首討論が始まりだった。しかし消費税を社会保障財源にあてる「3党合意」は空文化し、参議院の定数増がまかり通る。現政権の「製造物責任」を野田佳彦前首相に問うた。
(中略)
しかし、あえて言葉を選ばずに言えば、『うそでもいいから固まれ』ということです。二大政党の野党というのは、そんなもんだと考える。そこで別れたら、与党にやりたいようにやられるだけ。それを教訓にしないといけない。(以上引用、太字は筆者による)

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元野党の政治家が野党の結束を訴えること自体は別に問題ではない。しかしながら国会議員という「政治家」は、与野党を問わず国民の負託に応えなければならない筈である。
 
それを言うに事欠いて『うそでもいいから固まれ』とは、いくら「あえて言葉を選ばずに言えば~」と前置きしたところで、到底許されるものでは無い。まして野田氏は首相経験者、“それ”を言ってはおしまいだ。
 
こう書くと、必ず「アベは~」とか書き込んでくる脳味噌パーが湧くが、では自民党・安倍政権は「嘘でもいいから憲法改正」なんぞと主張しているだろうか?そんな事は間違っても無いぞ。
 
もっとも野田氏のこの主張、まさに“旧民主党体質らしさ”の典型ではある。鳩山、菅、野田…この三代の嘘に国民は呆れたからこそ、2012年末に政権交代が起こったのである。
 
それを想えば、現与党とて安閑とはしておれない筈だ。野田氏の発言を「他山の石」とすべきであろう。
 

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