(会場入り口にて、以下筆者撮影)
『DRONE TAIWAN 2019』(2019 Taiwan InternationalDrone Show = 「台灣無人飛行載具展」)
が開催された。毎回台湾貿易センターさんから招待メールを頂いているので、参観した次第である。
主辦單位: 中華民國對外貿易發展協會(TAITRA)
(会場概観)
この展示会は2年に1回開催、台湾と世界各国の軍事・航空産業関連企業が出展している。今回は出展業者・団体160、参観人数は海外、国内併せて42,000人を数え、大盛況となった。
●人気の『国防館』展示
(国防館パンフレット)
会場の半分を占める「国防館」ブースでは、「聯合作戦装備展示」「軍民通用科技展示」「模擬互動体験展示「国防育英召募」などの展示区に分かれて陸海空各軍の現役・新型装備、並びに技術開発部門による研究開発の成果が展示された。
今回も各種装甲車両(実車)および火砲、個人携行小火器などが出展された。
(装甲兵員輸送車「雲豹」装甲車)
また例年に引き続き、射撃訓練用シミュレーション・システムや最新型の機甲部隊運用シミュレーション・システム展示、「戦場の無人化」を主題とした武器、システム展示が重視されていた。
(射撃訓練用シミュレーション・システム)
そして「無人機」各種の展示だが、回を重ねるごとに内容は充実してきている。
(雄風二型)
(雄風三型)
軍事産業大手の展示も
この展覧会には毎回、Lockheed Martin社、General Dynamics社、Northrop Grumman社など大手の国際軍事産業各社が出展している。しかし当然の事ながら、我が国の軍事産業各社は相変わらず1社も出展していない。
(Lockheed Martin社のF16広告)
かねてより述べているように「武器輸出三原則」いう愚にもつかぬ自主規制が撤廃され「防衛装備移転三原則」が閣議決定されて5年、しかし現実には我が国防衛産業の海外進出は未だ十分ではなく実に残念である。
「台湾収回=侵略」を建国以来の政治目標としている中共。その武力侵攻と内部浸透に曝されている友邦台湾の防衛は、我が国の防衛につながる。そして安保法案が真っ先に適用されるべきは、東シナ海尖閣海域、南シナ海シーレーンと並び、友邦台湾の防衛であることは論を待たない。
私も日台友好に関係する者として、微力を尽くす所存である。
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