原田前環境相が「東電福島第一原発の汚染水は海洋放出するしかない」と述べたことに批判が殺到しているようだが、これは正論である。
ご本人も「国益のために発言した。撤回するわけにいかない」と言っており、その真摯な姿勢は評価できる。
要は福島県沖に放流云々で地元漁業関係者が反発するのだから、別の所でやればよい。最良の適地(海域)はどこかというと、以前のブログ(「賭人がゆく」)で3年前に述べたように、東シナ海の尖閣諸島海域が一番である。
以下に当時(2016年8月6日)書いたものを再掲する。↓
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広島原爆忌の今日、広域暴力団「中共組」の公船6隻、漁船230隻が、尖閣水域に侵入中である。
読売新聞8月6日13時29分配信記事↓
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接続水域に中国公船6隻、周辺に漁船230隻も
(http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160806-OYT1T50047.html?from=ytop_top )
外務省は6日、中国海警局の公船6隻が同日午前8時5分頃、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域を航行しているのを確認し、在日中国大使館の公使に抗議したと発表した。
公船の周辺では中国漁船230隻が操業し、漁船の一部が接続水域内に入っていることも確認された。
同省によると、公船6隻のうち3隻は機関砲のようなものを搭載している。尖閣周辺の領海や接続水域には中国公船が定期的に進入しているが、最近は3隻程度のことが多かった。日本政府が2012年9月に尖閣諸島を国有化した直後には、6隻が尖閣周辺の領海に入った例などがある。(以上引用)
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よりによって8月6日の広島原爆忌に合わせて侵入してきたのは、第二次世界大戦の戦訓から学んだ中共による、日本への侮蔑の意が込められていると見ていいだろう。
昭和20年夏前には、日本軍は防空戦力の消耗もさることながら「本土決戦に備えた航空温存策」という名目で米軍機を迎撃しなかった(なんと命令で禁じた)ので、調子に乗った米軍は丸腰のB29に焼夷弾を満載して全国の地方都市を焼き尽くした。
当然、偵察目的と思われる単機あるいは少数機のB-29に対して、それらを殲滅する迎撃活動を行わなかったので、その行動を読んだ米軍は数十回にも及ぶ「模擬原爆」投下と本番の2回、少数機で侵入した訳である。
つまり広島、長崎の教訓を挙げるとするなら、迎撃能力の必要性と、迎撃を実行することの大切さである。
ところが現在、日本の尖閣諸島領海内に侵入を繰り返している中国公船に対して、我が国は海保が警告を発しているだけで、何の実力行使手段もとっていない。
侵入者を迎撃し、殲滅する行動を徹底しなければ、より大きな災厄を招くであろうことは、広島・長崎の例で明らかであるのに、である。
中国は「平和憲法の下で71年間戦争をしなかった事実は重い」などと云う世迷言をちんたら述べている日本の朝野をバカにしまくっているからこそ、敢えて広島原爆忌に侵入してきたのだ。
では、我が国はどうするべきか。
筋から云えば、去る6月17日エントリーで述べたように撃沈が当然である。
(ご参考)↓
(http://blogs.yahoo.co.jp/hkg_fan/14996511.html )
もう少しマイルドな手として私は5年前から、対中国の有効打として福島第一の「放射能汚染水」と「震災がれき」を尖閣で活用せよと各方面(旧民主党政権時に某政務官、その後は自民党筋)に説いてきた。
(ご参考)↓
震災がれきは尖閣諸島へ
(http://blogs.yahoo.co.jp/hkg_fan/7226558.html )
しかし誰も、何のアクションも起こさなかった結果が、中国をますます増長させているのである。
先ずは尖閣保全と開拓を目的とする株式会社もしくはNPO法人を設立し、福島第一原発の放射能汚染物の管理を指名入札で請け負わせる。
そして勝手にEEZ内で行動したり領海侵犯したりする中共船に、放射性廃棄物を投下してやればよいのだ。高コストのかかる放射性廃棄物や汚染水の中間貯蔵施設建設など不要である。
ついでに領空侵犯したり異常接近する中共機へは、NPO法人に無人偵察機や改造ドローンを持たせて神風バージョンに改造し、撃墜してしまえばいい。
数年前から述べているように、それ以外にも尖閣を逆ネタにして中共を締め上げる手はいくらでもある。それをやるか、やらないかは政府の肚ひとつである。
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