(香港・蘋果日報より寸借)
香港の民主自決派政党「香港眾志」(Demosistō,香港衆志、10代20代の若者主導による政党だったが当局の弾圧により昨年6月末に解散)創立メンバーで副秘書長だった周庭さん(24)。
昨年末に未許可デモを組織した罪で禁錮10カ月の実刑判決(過去判例では社会奉仕を命じる判決か、実刑でも禁固1~3ヶ月程度)を受け、香港北西部の新界地区にある大欖刑務所に収監されていたが、今日刑期繰り上げで釈放された。
(香港)蘋果日報6月12日配信記事↓
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周庭出獄由私家車接送離開 數十人冒雨迎接高呼「加油」
(https://hk.appledaily.com/local/20210612/25CD46DCMRBMVOLCQ42YCMIPVI/ )
前香港眾志成員周庭因前年6月21日包圍警總案,被判入獄10個月,扣除三分一刑期後今日(12日)獲釋。周庭的Facebook專頁曾於今年2月發文,稱周希望6月出冊後可以暫時休息,休養身體,「希望可以有休息的空間」。周庭在早上約10時由囚車送出懲教所外,並隨即登上私家車離開,未有發言。現場則有數十市民到場迎接,並向她高呼「加油」,現場亦有警員戒備。(以下略)
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もっとも彼女には、例の香港版「国家安全法」違反容疑での取り調べが待っている。
最近の香港政府=中共の手口はパターン化しつつあり、
- 「逮捕 → 保釈 → 逮捕」
- 「実刑判決 → 収監 → 釈放 → 別容疑で逮捕 → 収監」
これを繰り返して精神的に追い込んでいくというもの。
中共の思惑は、おそらく開催中のG7に「著名人・周庭さん出所」というネタをぶつけて反応を見てみようか…という一種の威力偵察であろう。どのみち彼女を再び刑務所送りにするつもりだから、中共にとっては何の損もない話だ。
しかしもう1人の著名活動家である「香港眾志」秘書長だった黃之鋒君は懲役13.5ヶ月のまま。香港政府=中共は黃君の刑期をびた一文まける気はないようだ。
そして忘れるわけにはいかないのは、民主派著名人以外の一般市民が数千人も逮捕されたという事と、現在もなお逮捕後に所在不明になっている人々が多数いるという事実である。
筆者が掴んだ情報(※)では、一千人近くの人々が家族知人の捜索にもかかわらず消息が掴めていないのである。香港警察は逮捕者の収監場所について市民にまともに答えておらず、また答える気も無いようである。
(※情報源は複数の香港人だが、彼らの身の安全のため明かせない)
現在、東トルキスタン(中国名:新疆ウイグル自治区)で発生中のウイグル人弾圧と同様の抑圧・人権侵害が、今まさに香港でも起きている。コロナ禍を隠れ蓑にして中共はやりたい放題、この事実を私たちは決して忘れてはならない。
ともあれ、中共は滅ぶべきである
(PRC delanda est)
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