賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

被弾日本船「ナムラ・クイーン」に関して

 

25日に黒海でロシア軍のミサイル攻撃を受けて被弾した貨物船2隻の内、1隻は愛媛県今治市の海運会社・日鮮海運が所有するパナマ船籍の貨物船「ナムラ・クイーン」だった由。

 

この「ナムラ・クイーン(NAMURA QUEEN)」は2020年に長崎県佐世保市佐世保重工業(SSK)で建造・竣工した貨物船。SSKの親会社は東証1部上場の(株)名村造船所(東証:7014)なので、「ナムラ・クイーン」のナムラは名村造船所に由来するのかも知れない。

 

ところで、その名村造船所をはじめとする造船関連株だが、ここ1年で株価が爆上げした日本郵船川崎汽船などの海運株に比べてパッとした動きが無い。特に名村造船所は無配の低位株なのでバリュー投資の埒外である。

 

しかし低位株が突然動意付き、仕手株化するのは過去何度も繰り返されている。またSSKは先月最後の新造船を最後に新造船事業の休止を発表し、今後は修繕船事業を主力として経営再建に取り組む由。

 

佐世保市には海上自衛隊佐世保地方総監部や米海軍佐世保基地があり、今後の台湾海峡情勢や南シナ海情勢によっては軍用艦船の修繕案件受注の増加が見込まれるであろう。

 

前のエントリーで「 砲声が聞えたら買え(buy on the cannons)」という銘言をご紹介した。しかし本物の相場巧者は世人の気付かぬ内に仕込みを始めている。造船関連銘柄についても、そろそろ研究を始めるか。

 

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