当ブログで度々取り上げているパチンコ機製造大手の(株)SANKYO(東証、コード6417)が先週金曜日(5/13)に爆騰した。
13日終値:4,285円 前日比+555円(+14.88%)
パチンコ業界の市場縮小傾向は止まらず、同社の置かれている環境は相変わらず厳しい。しかし同社は既存パチンコ機・パチスロ機タイトルに加えて新型機種を複数上市して販売台数を増加。
その結果、22年3月期の業績は売上高848億5700万円(前期比46.0%増)、営業利益213億5700万円(同3.2倍)と、大幅増収・増益を達成した。そして23年3月期予想は、売上高1100億円(前期比29.6%増)、営業利益290億円(同35.8%増)と大幅な増加を見込んでいる。
この急騰にも関わらず、13日終値での各種指標は投資意欲を損ねるものではない。
PER:(連)12.48倍
PBR:(連)0.93倍
配当利回り:2.80%
以前述べたように当ブログで言及している銘柄の半分は、実際に筆者が手掛けている。このSANKYOも2年前の夏から保有しており、平均買いコストは2,850円。株式投資の世界では俗に「3割高下を狙え」と云うが、今回は5割高となったので先ずは第1目標達成である、
問題はここからで、パチンコ人口の減少とホールの閉店が続いているパチンコ・パチスロ業界は明らかに斜陽産業への道を歩んでいる。この辺りが潮時と見て手仕舞い(利益確定)するのが妥当とは思うのだが、インフレ対策の一環として暫く保有し上値を追う手もある。
これは目前の差益・百数十万円をすぐ取るか、利益を極大まで追いかけられるかという、「欲」との戦い。今週は決断を迫られる展開となるだろう。
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